内容紹介
昨年、没後 250 年を迎えたこともあってか、このところオペラやオラトリオの人気が急速に高まってきた感のあるヘンデル(1685-1759)です。この「エジプトのイスラエル人」も2007 年にバッハ・コレギウム・ジャパンで日本上演されたり、昨年NAXOS からリリースされたりと耳にする機会も増えてきている作品です。ヘンデル54 歳の時に書かれた大作で、聖書の「出エジプト記」から主に題材が取られている壮大な作品です。自筆譜は第2 部から始まっていますが、ヘンデル自身が第1 部の「ヨゼフの死」に「キャロライン王妃の葬送アンセムHWV264」を流用したという記録があり、この演奏もそれを踏襲しています。この演奏、とにかく合唱が見事です。例えば第3 部のモーゼと子どもたちがイスラエルの地に降り立った場面、神への感謝を歌うフーガの部分での一糸乱れぬハーモニーは「さすがダイクストラ」と言うほかありません。ハイドンのオラトリオの中でも「一番合唱に比重が置かれている作品」と言われているこの曲。万全の響きでお楽しみください。
1. 第1部「ヨゼフの死を悼むイスラエル人の嘆き」
2. 第2部「出エジプト」
3. 第3部「モーゼの歌」
録音 2008 年11 月28-29 日 ミュンヘンプリンツレーゲンテン劇場
アーティストについて
演奏:
ローズマリー・ヨシュア(ソプラノ)
鈴木敦子(ソプラノ)
ゲルヒルト・ロンバーガー(アルト)
コビー・ヴァン・レンスブルク(テノール)
サイモン・ポーリー(バリトン)
トーマス・ハンバーガー(バスバリトン)
ハラルド・ヘーレン(チェンバロ)
クリストフ・レーマン(オルガン)
マックス・ハンフト(オルガン)
バイエルン放送合唱団
コンチェルト・ケルン
ペーター・ダイクストラ (デュークストラ)…(指揮)