massive attackの7年ぶりの5thアルバム。
前作"100th Windowは事実上3Dのソロ作品でしたが、今回はDaddy Gもしっかり参加。豪華なコラボレーション(blurのDamon Albarnも参加)も含め、非常に充実した作品になっています。
3rd"Mezzanine"以降は「冷たく重く暗い」無機質な曲が増え、その路線では正直行き詰った感もある彼らでしたが、今作は初期(1st"Blue Lines"や2nd"Protection")の頃のオーガニックかつドープな雰囲気が戻ってきたように感じます。
実験性溢れる音だけでなくHorace Andyらゲスト陣のヴォーカルも素晴らしく飽きさせませんし、アルバムを通じてのクオリティも非常に高いです(M4"Girl I Love You"とM10"Atlas Air"は特にお気に入りです)。1stから一通り聴いてきたひとも十分満足できる内容なのではないでしょうか。またベスト盤"Collected"を聴いて、Disc2の収録曲も気に入ったというひとにもおすすめです。
追記: 今更ですが、フジロックフェスティバル2010の最終日(2010/8/1)にヘッドライナーとしてmassive attackが出たので行ってきました。入場規制がかかった直前のAtoms For Peaceにも勝るとも劣らない圧巻のステージで、本作からは"Babel", "Girl I Love You", "Splitting the Atom", そしてアンコールの最後に"Atlas Air"がプレイされました。そして最後、(完全に余談ですが…)2011年は1st"Blue Lines"の発売20周年です。祝。