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ヘビイチゴ・サナトリウム (創元推理文庫)
 
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ヘビイチゴ・サナトリウム (創元推理文庫) [文庫]

ほしお さなえ
5つ星のうち 2.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

女子校で起きた連続墜死事件。死んだ男性国語教師は女生徒と協力しあって書き上げた自作の新人賞受賞を死の直前に辞退していた。雑誌で作中の文章と同じものを発見したからだ。その文章の真の作者は誰なのか? 錯綜するテキストとP・オースターの小説『鍵のかかった部屋』。教師の自殺した妻が残した「ヘビイチゴ・サナトリウム」というウェブ・サイト。そして浮かび上がる密室殺人。詩人の見事なミステリ・デビュー作!

--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

「みんな飛び下りて死んじゃった。なんでだろう?」中高一貫の女子高で、高三の生徒が屋上から墜落死した。先輩の死を不思議に思った海生は、友人の双葉と共に真相を探りはじめる。様々な噂が飛び交う中、国語教師も墜死した。小説家志望だった彼は、死んだ女生徒と小説を合作していたが、何故か死の直前に新人賞受賞を辞退していて…。すべてに一生懸命だった少女たちの物語。

登録情報

  • 文庫: 429ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2007/06)
  • ISBN-10: 4488471013
  • ISBN-13: 978-4488471019
  • 発売日: 2007/06
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 802,301位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
オースター 2008/2/2
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 2003年に出た単行本の文庫化。
 もともと大下さなえの名前で純文学作家として活動していた著者。本書は、ミステリ作家としてリスタートを切った作品に当たる。もともとデビュー前に没にしたアイデアを、ミステリ風に書き替えたものだという。雰囲気的にも、そういう感じが濃厚に漂っている。中途半端というか・・。
 ポール・オースターをお手本に、物語の構造の部分にトリックを仕掛けたミステリ。手が込んでいるし、真相と思われたものが次々とひっくり返されていくのも面白い。ただ、それが一方では分かりにくさ、説得力のなさにつながってしまっている。これが真相だと言われれば、ああ、そうですかとは思うのだが、どこか納得できないものが残る。
 また、青春ミステリの傾倒ではないので、そういうのを期待している人には向かないだろう。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ポロロッカ トップ500レビュアー
形式:文庫
中高生の女の子の多感さというのか,嫌らしさを見るようで,
男性(自分もですが)だと,やや理解しづらいかもしれません.

物語の大半は彼女たちの感情の描写に割かれているのですが,
先輩と呼ばれる女の子以外は印象が薄く,主人公も誰なのか…?
また,宣伝文句の『独特の言語感覚』もよくわかりませんでした.

ほかにも,終盤になるとミステリの様相が強くなるのですが,
あるアイテムにより,真実だけでなく人物相関もかなり混乱し,
二転三転はするものの,ただややこしくしているだけのようです.

また,その割にはあいまいな感じでおわってしまいますし,
結局のところ,揺れ動く少女たちのことを描きたかったのか,
終盤に見られるような,ミステリふうの作品にしたかったのか,
入り組んだ終盤も手伝い,なんとも中途半端に感じてしまいます.

どららかと言えば女性向け,それも同世代の女の子ではなく,
かつてその時代を過ごした方なら,共感できるかもしれません.
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この小説中に登場するさまざまな文章…

国語教師が書いた新人賞受賞小説とその習作、

死んだ美術の天才少女が持っていた謎の官能小説、

視聴覚室の噂のもととなったメモ、

数年前自殺した国語教師の妻のネットの日記とメール、

失踪した小説家の短編、

国語教師の簡単な遺書、などなど。

文章の著者がいったい誰と結びつくのか。

一昔前の学園ミステリっていう感じでした。
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