表題からみて軽い本と思って読み始めましたが、表現はやさしいものの、読み進むにつれ、本格的な内容であることが分かり、どんどんのめり込みました。非常に読みやすく、平易に述べられているため、海綿体が水を吸収するがごとく読了しました。
特に、第1章「2007/09年の金融危機とヘッジファンド」と第4章「ヘッジファンド・リターンの真の特性を確認する」は、これまで断片的にはどこかで聞いたことがあったように思いましたが、こうして体系的にまとまっていると、全体像がはっきりとして、問題点が明確になりました。年金運用などにも示唆するところが大きく、初心者から専門家まで幅広い層の関係者に有意義な本であると感じました。