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ヘッジファンドマネージャーのウォール街の日々―絶好調からどん底へ、そしてまた立ち上がった僕の物語
 
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ヘッジファンドマネージャーのウォール街の日々―絶好調からどん底へ、そしてまた立ち上がった僕の物語 [単行本]

キース マッカロー , リッチ ブレイク , Keith McCullough , Rich Blake , 田沢 恭子
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 3,465

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

エール大学アイスホッケーチームのキャプテンとしてチームをリーグ優勝に導き、全米プロ入りを目指すも果たせず、ウォール街で就職。折からのバブルで一時年収は数千万ドルに達するが、ファンド運用の失敗で解雇され、夢ははかなく消え去る。しかし、もともとまじめで堅実な仕事ぶりにより、30歳を過ぎてから再起の道が開ける。厳しい環境のなかで成長していく日常を綴ったもので、ウォール街で働く若者たちの仕事ぶりが手に取るようにわかる貴重な体験記。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

マッカロー,キース
コネティカット州ニューヘイヴンの独立系投資リサーチ会社「リサーチ・エッジ」の創業者、CEO。グローバルマクロストラテジストとして幅広く注目を集めている。1999年に経済学の学位を取得してエール大学を卒業

ブレイク,リッチ
かつては『トレーダー・マンスリー』誌の共同創刊者、編集主幹であり、全米雑誌賞の報道部門で最終選考まで進む。現在は、『インスティテューショナル・インベスター』誌の寄稿記者。ニューヨーク州バファロー出身。1997年、セント・ボナヴェンチャー大学を卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 335ページ
  • 出版社: 一灯舎 (2011/03)
  • ISBN-10: 4903532704
  • ISBN-13: 978-4903532707
  • 発売日: 2011/03
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 株取引や、そもそも業界の用語に疎いのだけれど、本書はそうした分かりにくい言葉には同じページに注があるため読みやすかった。内容は副題にある通りで、大半は著者の快進撃が続く。が、ええ?と思うようなあっけない宣告を受けるものの、本人が対して打撃を受けていないかのようにサッと立ち上がり、次のステージに進んだという印象を抱くため、読んでいて面白い。

 中心となる時期は1999年頃から2009年頃。そのため9.11やリーマンショックなどが大きく経済に影響をもたらし、その中を著者は綱渡りしていく。9.11の時に著者が受けた衝撃から「考えることも想像することもできないようなことが実際に起きた」と強く感じているのだが、このあたりの記述は日本の今の3.11に重なってみえる。

 著者はその昔、アイスホッケーで活躍し、NHLへの入団を狙うほどの実力者だったらしいのだが、そんな著者がなぜ株の世界に?というのも読むうちに段々と見えてくる。両者をつなぐものは圧倒的なスピード感なのだ。普段から迅速な対応に慣れていたせいか、アメリカ経済を揺るがすような大きな出来事にもそう慌てた風はない。また、副題の「絶好調からどん底へ、そしてまた立ち上がった」は、アイスホッケーとヘッジファンドマネージャーの両方の世界で著者が体験したことなのだ。立ち上がり方が人並みではない。著者ならどこでも生きていける。

 著者いわく、大学時代などは作文には苦労したとあるのだが(本書に名を連ねているリッチ・ブレイクの助けもあってか?)、当時の様子を生き生きと描写しているし、読んでいて比喩などが面白い。インターンシップを始めた頃、あまりにも場違いな格好で現れた自分のことを服装も安物の「フォレスト・ガンプ」に喩えたり、この業界のお互い、食うか食われるかの熾烈な争いを「チーズ・ローリング・フェスティバル」(「急斜面を転げ落ちる円盤状のチーズを群衆が追いかけるイングランドの年中行事」)と表現する。またライバルにこっそりあだ名をつけているのだが、「パーマアフロ」とか「ジャイアント」と言われるとすぐさまイメージが頭に浮かぶ。

 著者の現在は、ブログ活動などを経て、リサーチの会社を起業しているせいか、リーマン・ショック前後の、そもそものヘッジファンドやウォール街のやり方などには(当時から)否定的だ。当時何が行われていたのか、経済には疎い自分にも概要を教えてくれ、またそのスピードを体感させてくれた。
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