記述に「違いない」「はずである」という文字が多い。
つまり、当事者に取材して裏付けをとるなどの方法をとらず、報道や野球憲章等の調べ物、つまり図書館で調べて書いた推理レベルの本ではないかと思えてしまう。
他の方のご指摘の通り、中日に関してはフロントはほとんど関係がないし、西武で大久保コーチを悪し様に書いているが、実際に大久保氏が何をしたかの調査、検証を行った様子もない。
(参考までにちょうど同時期に読んだ「プロ野球二軍監督」という本の中に大久保氏に対して取材し記述している箇所があり比較できるが、暴行事件のはずなのに刑事事件にはなっていないし、今年楽天のコーチになるとのことで、マスコミ報道の方が誇大報道ではないかと感じている)
たとえば「野球小僧」誌のドラフト関連における関係者のインタビューを通じての言葉とこの本の中の記述では、心に響く度合いが明らかに異なる。
フロントの戦いと称するのであれば、記載する方に取材して、本に記載されている疑問・批評をぶつけてみたら全然違ったものになっていたと感じる。
学問として買うならともかく、評価できる内容ではない。
ちなみに、マリナーズを退団した城島捕手に対して、ソフトバンクは阪神より大幅に遅れながらも獲得の意思を表明し、王会長が城島に会っています。
城島を獲得せず翌年に細川捕手を獲得したことがほめられていますが、事実誤認である上、翌年のオフに細川捕手が必ずFAし移籍の意向を表明すると前年オフにわかる理由は何でしょうか。
その根拠くらいは書いてほしかった。素人からすると完全な結果論でしかないと思うのですが。