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プロ棋士の思考術 (PHP新書)
 
 

プロ棋士の思考術 (PHP新書) [新書]

依田 紀基
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

トップ囲碁棋士のなかでも、とくに優れた大局観をもつ著者が、プロとして勝ち続けるために必要な、ものの見方、考え方を明快に説く。布石、定石、手筋といった知識・技術の先にある囲碁の極意とは? 幼少期から劣等生で、意志が弱く、誘惑に勝てなかった著者が、いかにして最強の囲碁棋士となったのか? 「捨石の発想」「悪手が好手になるとき」「強さと弱さは同居する」「負けには理由が必ずある」――物事の本質を見抜く勝負師の言葉は、ビジネスにも人生にも通じる普遍性をもつ。
◎第1章 「正しいか」より「新しいか」でものを見る
◎第2章 不安な手イコールだめな手とは限らない
◎第3章 「どうあっても!」は知恵の宝庫である
◎第4章 希望に向かう船にはどんな風も順風に働く
◎第5章 最悪の状況で「最善の布石」
◎第6章 自分を進めることは世界を少し進めること

内容(「BOOK」データベースより)

トップ囲碁棋士のなかでも、とくに優れた大局観をもつ著者が、プロとして勝ち続けるために必要な、ものの見方、考え方を明快に説く。布石、定石、手筋といった知識・技術の先にある囲碁の極意とは?幼少期から劣等生で、意志が弱く、誘惑に勝てなかった著者が、いかにして最強の囲碁棋士となったのか?「捨石の発想」「悪手が好手になるとき」「強さと弱さは同居する」「負けには理由が必ずある」―物事の本質を見抜く勝負師の言葉は、ビジネスにも人生にも通じる普遍性をもつ。

登録情報

  • 新書: 208ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2008/6/14)
  • ISBN-10: 4569701116
  • ISBN-13: 978-4569701110
  • 発売日: 2008/6/14
  • 商品の寸法: 16.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 340,799位 (本のベストセラーを見る)
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By ゴルゴ十三 殿堂入りレビュアー トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
囲碁・将棋の名棋士の著した"人生哲学本"は好んで読んでいます(※)。どの棋士も違った人生を送っているので違った表現にはなりますが、"充実した人生を送るための心構え"というものは極めて普遍的だなぁと気付かされます。そしてそれは勝負師の世界だけでなく他の分野(ビジネス、科学、...)でも十分通用する話だと思います。
本書からも、面白い人生法則を今までとは違った切り口で学ぶことが出来ました。小学校時代に「ほぼオール1」で劣等感の塊だった著者が、如何にして囲碁界のトップ棋士に登りつめるに至ったか、その波瀾万丈の半生を振り返りながら、その過程で体得した"人生観"が分かり易く書かれています。特に、大局観を磨き 勝ち続けるための「八つのK(感動、繰り返し、根本から考える、工夫を加える、感謝、健康、根気、虚仮(こけ)の一念)」は、けだし名言です。考えるプロならば、この言葉通りの人生を送っている筈です。ただ「勉強している」と思っているうちは本物ではなく、「感動に出逢っている」「心に沁みる」というレベルまで到達して本物、という訳です。また「碁には答えというものが用意されていない。(中略) しかし、答えのないものを考え続ける習慣が人間を強くする」という言葉は、人生や社会でも同じことが言えますね。他にも色々と面白い言葉が見つかりますので、探してみて下さい。私は著者の人生を変えた中村天風氏の著作にも当たってみようと思いました。

(※)「人間における勝負の研究」「人生一手の違い」「運を育てる」(米長邦雄)、「決断力」「簡単に、単純に考える」(羽生善治)、「人生、意気に感ず」(藤沢秀行)、「勉強の仕方−頭がよくなる秘密」(米長・羽生)、「戦いはこれからだ」(米長・藤沢)
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By YellowSun+ VINE™ メンバー
形式:新書
 その昔、囲碁雑誌にこんな記事があった。小学生の時、碁の腕に自信のある先生から、碁を教えてあげようという提案を受け、井目を置いて”指導”を受けたそうである。彼はすでにアマ高段者の腕前であったが、先生相手に黙々と打ち続け、白をことごとく殺したそうである。通常なら一言、どのくらい打つか伝えるのが礼儀かもしれないが、彼は全く伝えなかった。黙々と打ち続ける罪はお互い様かもしれないが。
 プロになった後の彼の戦績はすごい。勝率もすばらしい。依田紀基は強い!そうファンに思わせた。いつかビッグタイトルをとるだろう。そんな期待をうけ、次々とタイトルを取り、その予想を現実にしていった。
 本書では彼の半生が書かれているが、かなりギャンブル好きのようである。故藤沢秀行名誉棋聖はその破天荒な人生で知られるが、ことギャンブルにかけては負けてはいない。彼はバカラ、バックギャモンなどに賞金の大半をかけ続けていた。
「プロ棋士の思考術」とは、プロデューサーからの「売れる本」にするための与えられた標題に過ぎず、そんなことをまじめに語る気はことさらなく、依田九段は自分の書きたいことを書いたようだ。
 こと碁にかけてはすばらしい才能の持ち主だが、それは碁が自分の好きな「ゲーム」のひとつであるからだ という結論が見えて、少し彼への見方が変わった一冊である。
 
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By calm
形式:新書
 名人位4連覇などの記録をもつ囲碁棋士の著書である。

 私は囲碁をやる。アマチュア初段程度で、やっと囲碁の面白さ・深さがわかってきた
ところだ。本書は囲碁を通した著者の人生哲学、世の中のビジネスなどに応用できること
が書かれている。

 囲碁を通しているので、囲碁や囲碁の専門用語がわからない人にはややとっつきにくい
かもしれない。ヒカルの碁を読んだことがあればたぶん大丈夫だけど。
 以下、本書で参考になった記述。

 ・小沢一郎氏がかつて「総理大臣の仕事は激務ではない。総理の仕事は布石を打つこと
だから」
 
 ・自分はこの道以外に生きていく方法がないのだ、という切迫した気持ちがあった。
→物事に挑戦するときの背水の陣。

 ・碁を打つということは、結局、生きていること、生きていくことと同義である。だか
ら、大局観とは、どのように生きていくかということにほかならない。
→碁を打たない人にはイメージしづらいだろうが、1局は人生にも喩えられるし、ビジネ
スのヒントも満載なのだ。

 囲碁を通した話はとても興味深かったが、いじめについて語るところは正直あまり興味
がもてなかった。

 ただ、全体を通して著者が自身の考え、今までの生き方を率直に語っていることに好感
をもった。「わざわざ公開しなくても」と思ってしまうような若い頃無茶をした話も記
述されているからだ。

 著者が(囲碁アマチュア高段の)小沢一郎氏に好感を抱いているのもわかった。とくに
日本では特定の政治家の是非を語ることが憚られる風潮があるなかで、よく書いてくれた
と思う。一般市民としては実際に接したことのある人の感想こそが、ほぼ唯一の判断材料
だからだ。
  
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