若いエンジニアにむけて、生き方、勉強の仕方、心得を語
る本。著者は、日本電気に1968年に入社し、半導体開発
を手掛けていた技術者。経歴に技師長という肩書が並んで
いる、技術畑を歩んできた方です。
本書が分かりづらいのは、”エンジニア”という定義があ
いまいな点。記述や著者の経歴から、本著での定義は、
”大企業かつメーカーに技術系で入社し、研究開発や生産
部門で働く人”と推定されます。著者の視点では、自明な
ことなのでしょう・・・
内容として纏まりに欠けますが、印象に残る話は多いです。
「天使のサイクルは小さな成功の積み重ねから」
「優先度思考で重要な順に攻めていく」
「仮説思考で原因を原因を検討」
「技術に対する直観力・洞察力を育む」
「(過大なストレスにさらされた際には)悩む意味がない
ことを知ると、楽になる」
「こだわりが発見を生む」
若い人でも中堅の人にも参考になる話が詰まった本です。