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プロレタリア文学はものすごい (平凡社新書)
 
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プロレタリア文学はものすごい (平凡社新書) [新書]

荒俣 宏
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 714 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

プロレタリア文学は、そのシリアスな主題と裏腹の痛快な面白さを秘めていた。なぜ今頃プロレタリア文学を?とお思いの方も、一読すれば目からウロコが落ちる、楽しい文学ガイド。

内容(「BOOK」データベースより)

プロレタリア文学といえば、抑圧された民衆の姿を描いたシリアスな文学―というのは常識にすぎない。それはとてつもなく面白く、豊饒な世界なのだ!劇的な時代を生きた平林たい子、葉山嘉樹、中野重治らが自らの生涯や体験を作品に投影することにより、あまたの強烈な表現、奇怪な物語が生み出されていった。ホラー・笑い・エロスが横溢する「忘れられた文学」を現代の眼で新たに読み直す、驚異の文学ガイド。

登録情報

  • 新書: 258ページ
  • 出版社: 平凡社 (2000/10)
  • ISBN-10: 458285057X
  • ISBN-13: 978-4582850574
  • 発売日: 2000/10
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By recluse VINE™ メンバー
形式:新書
たまに図書館に行くと、相変らず、装丁が同じ日本文学全集が並んでいます。有名な巨匠と並んで、複数のもう忘れ去られたであろう作家数人がその狭い背表紙に並んでいるものもあります。この忘れ去られた作家の代表がいわゆるプロレタリア文学です。この忘れ去られた文学を、プロパガンダとしてではなく、現代にもう一度”作品”として呼び起こすためには、荒俣さんのように、プロレタリア文学を”公共的なホラー小説、変態小説、ポルノ小説(233ページ)”と捉えるアプローチしかありえないのでしょうね。また現代の厳しい出版事情では、これらの作品は、このような形でしか、取り上げることが許されないのかもしれません。この中で取り上げられているものは、有名なものから、もはや作品としても忘れ去られたものまで、多数含まれています。”24の瞳”や”平林たい子”の部分は特に、参考になります。著者の結論は、”正直なコミュニストにとっては、闘いの連続でとても文学なぞ書いている暇はなかった”ですが、つまるところ、この文学も、時代の流行の最先端を行く人々の一種の知的fadだったのでしょうね。そうであるとすると、世紀末フランスのデカダンス文学との強い関連も納得が行きます。ともあれ、読んでみてください。
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29 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
博学の人、荒俣さんが、プロレタリア文学について書いた本。荒俣さんはプロ文の研究者ではありませんが、現代のプロレタリア文学研究が課題としている問題に鋭く関わる読み方を、しかもものすごく面白く書いている。プロレタリア文学に興味を持つ人が増えるのは、たいへん喜ばしく思います。
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