●「T・Tバックドロップ」「J」
コアなジャンボ鶴田ファンならは覚えているかしれないが、「T・Tバックドロップ」の曲はかつて1試合しか使用されてない。1983年8月31日蔵前国技館での対ブルーザー・ブロディ戦で使用。リングアウト勝ちながら、あのブロディを破りインターナショナル王座を奪取した時だ。鶴田は82年頃まで、赤青の☆パンツを試合をしていたが、この年から黒タイツに変更。若大将を脱却し、全日本プロレスのエースとして自覚が表れた時期でもあった。しかし、当時のテーマ曲『ローリング・ドリーマ』は名テーマ曲ながら、ジャンボがギターを弾くアンチャン的イメージは拭えなかった。おそく日テレは、軽い『ローリング・ドリーマ』より重みのあるテーマ曲をジャンボに与えたかったのだろう。残念ながら「T・Tバックドロップ」1度しか使用されなかった。しかし、同年の12月対リック・フレアー戦(ノンタイトル)で「J」を初使用。84年の2月の対ニック・ボック・ウインクル戦やAWA海外遠征での放映で「J」はかなり定着した。しかし当時バップから「J」が収録されたレコードにはオリジナル・ヴァージョンではなく、アレンジされた方だった。これと同時に、会場での使用も「J」はアレンジされた方が使用になってしまった。(武藤の『HOLD OUT』もやはり同じくそう)。結局、ジャパンプロ勢や天龍や三沢らと死闘を繰広げた頃のジャンボのテーマは、アレンジされた「J」がメインとなった。私はオリジナル・ヴァージョンの方が好きだったので、残念だった。ただある時期から、全日本プロレスのノーTVの地方会場では、オリジナル・ヴァージョンの「J」が使用され、テーマ曲マニアを喜ばせた。このオリジナル・ヴァージョンの「J」は一部マニアの間では『84年版・J』と言われた。
85年〜引退まで、アレンジ「J」がジャンボのテーマであったが、AWA王座時代の「J」とは違うな〜と思いながら、疑問に思ったファンは
是非購入して欲しい。『あっ!これだ!』と思うはずだ。