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プロメテウスの罠: 明かされなかった福島原発事故の真実
 
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プロメテウスの罠: 明かされなかった福島原発事故の真実 [単行本]

朝日新聞特別報道部
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (33件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,300 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

朝日新聞のルポルタージュ連載記事の書籍化。福島原発事故による放射能汚染は、なぜこれほど多くの被害者を生んだのか。政府、官僚、東京電力、そして住民。それぞれに迫った、気鋭の取材記者たちの真実のリポート。

内容(「BOOK」データベースより)

史上最悪の放射能汚染はなぜ起こったのか官僚・政治・東電の罪を問う。

登録情報

  • 単行本: 269ページ
  • 出版社: 学研パブリッシング (2012/2/28)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4054052347
  • ISBN-13: 978-4054052345
  • 発売日: 2012/2/28
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.5 x 2.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (33件のカスタマーレビュー)
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195 人中、175人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 我が家は原発爆発以来、朝日新聞の購読をやめました。夕刊で「最悪の事態の覚悟を!」とあおったかと思えば、放射能がいかに安全かを強調する記事が載るなど、事故直後の朝日はちぐはぐで、おかしな記事ばかり目につきました。おそらく朝日新聞社内も混乱していたのでしょう。この本を読めばわかるように、当時パニックになっていたのは人々ではなく、東電であり、官邸であり、マスコミそのものでした。

 この連載は関係者一人一人に取材を重ね、原発事故をいろいろな観点から検証した、いい意味での朝日らしい記事になっています。とくに、普段は明かされることの少ない官僚達の行動に対して、「誰が何を行ったか」をしっかり名前入りで報道したことには意義があると思います。とくに第三章「観測中止令」は官僚の人々の考えがよくわかる好記事です。官邸ばかりか日本の官僚機構、企業が機能停止状態にあることが見えてきます。そのほかの記事もすべて読み応えがありました。この本と「官邸から見た原発事故の真実 これから始まる真の危機 (光文社新書)」、飯館村村長の「美しい村に放射能が降った 〜飯舘村長・決断と覚悟の120日〜 (ワニブックスPLUS新書)」を読めば、いろいろな角度から、あのとき強烈に感じた違和感の正体が見えてきます。

 しかしながら、なぜ原発事故直後に取材し、すぐに報道できなかったのでしょうか? 日刊紙の役割とは半年後に事故を検証することでしょうか。「国民に不安を与えるから」「パニックになるから」と事実を伝えなかった責任はマスコミにはないでしょうか? すくなくとも当時の朝日新聞は、政府の情報をただ横に流すことしかできず、独自の取材記事をほとんど見かけることはなく、結果として正しい情報を伝えることができていませんでした。まずは、そのことに対する反省が欲しいと思いました。連載は継続しているとのことですから、今後自身の報道に対しても検証していただくことを希望します。
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26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 臨場感溢れる構成 菅首相の功罪 2012/6/8
By ボーン・ウイナー VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazon.co.jpで購入済み
本書のあとがきに「世界有数の地震国になぜ50基を超える原発ができたのか。なぜ深刻な事態が想定されなかったのか。事故が起きた時、なぜ十分な対応ができなかったのか。官僚は政治はなにをしていたのか。」とある。
本書の内容ははこの設問に答えるには程遠いが、少なくとも「官僚は政治はなにをしていたのか。」には徹底した取材である程度答えてくれている。
本書の特徴は3月11日の震災直後から、福島原発地元住民になにが起こったか、首相官邸はなにをしていたか、いちいち直接取材により、敬称抜きで臨場感を持ってレポートしてくれている。
本書を読んで感じることは、日本の官僚のどうしようもない無責任体質だ。地震直後から使用可能だったSPEEDIのデータは米軍には渡されたが、首相官邸には全く知らされていなかった。いや首相はSPEEDIの存在自体を知らなかったのだ。同じように被害を受けたのは原発地元の住民たちだ。どこが危険でどこに避難したら良いのか全くしらされず、とにかく遠くへ逃げようとした。
原発事故が起きてから、菅首相が地元入りをして作業の邪魔をしたとか、東電に乗り込んで怒鳴ったとか、個々の事象を取り上げて首相批判に余念のない連中もいるが、本書を読めば、当事者たる東電も官僚機構も全く機能せず、なんの情報も官邸に届かぬ状況では最高責任者の首相が現場へ行って現場責任者の話を聞くべく行動を起こしたのは当たり前のことだ。こんなことで首相を非難している連中は,首相が現場へ行かなければ行かないで「最高責任者が現場にも行かずに判断ができるのか。」と非難することは目に見えている。
事故調査委員会に証人として呼びだされた東電の元会長や社長が、自分の責任を棚に上げて首相を非難するような発言をしているのにはあいた口が塞がらない。
一番の被害者は地元住民である。被害者を放っておいて、内向きに過去の慣習を守ったり、住民がパニックになるからと言って放射線量の実態を隠蔽する官僚や東電の責任こそ問題にすべきである。本書を読んでそんな感想を持った。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 朝日新聞の決意と解釈したい 2013/2/18
形式:Kindle版|Amazon.co.jpで購入済み
朝日新聞の取材物量は、読売とならび毎日などを凌駕していることは周知の事実だが、本書のもとになった連載が開始されたときに、その地力に物を言わせての大型連載開始に、さすが、と感心すると同時に、福島前までの「イエス、バット」原発推進メディアとして、あともどりしないのだ、という決意になればいいが、という思いがした。もうひとつのメディアとして原子力にどうかかわってきたをふりかえる連載は終了したが、プロメテは、まだ続行している。ネタは尽きない。朝日の連載無限継続への激励をこめて、五つ星とした。
2011年4月中旬に飯舘村から双葉町、南相馬市をまわった。高線量地域として知られている、浪江町の北西部の赤宇木の人気のない様子を忘れることができない。自分の経験ともオーバーラップし、記述内容に違和感がない、というところも、本書の内容を信頼する理由だ。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0 福島第一原発の事故
新聞掲載の記事についての単行本 あの当時の知られざるものがリアルに調べられており今後も期待大
投稿日: 16日前 投稿者: 大内 正
5つ星のうち 5.0 この原発事故で国が信頼を失っていく過程を垣間見た。
... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: おまつ
5つ星のうち 5.0 すべての人々に真実を知って欲しい
風化させないためにも、じっくり読める、真実があります。この先何十年も持っていたい一冊です。
投稿日: 4か月前 投稿者: michiko
5つ星のうち 4.0 東京電力はインタビューに応じるべき
官邸内の描写では少々民主党政権を擁護する感が強い。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: smonden
5つ星のうち 3.0 信憑性が
朝日新聞で連日目にしていますが、あまり真剣に読んだ事はありません。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: 茶柱達三
5つ星のうち 2.0 日本の新聞の限界
3.11報道の多くが発表報道であり、大本営発表だと非難された。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: dream4ever
5つ星のうち 5.0 緻密な取材の看板連載だが…
緻密な取材で首相官邸や関係省庁の思考停止、東電の当事者能力のなさを描いている。面白くてこのためにわざわざ朝日を読んだものだが、欲を言えば、朝日新聞社自身は勿論、新... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: クラをタ
5つ星のうち 5.0 3.11から50年後の若者のために。。。
3.11に何が起こったか?を知るためのドキュメンタリー本です。

われわれの世代は"大きな過ち"を犯してしまいました。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: tamadama
5つ星のうち 3.0 報道のあり方に関する検証が必要
多くの方も書かれていますが、報道メディアとして、報道のあり方に問題はなかったか、報道が、事故の被害を最小限に食いとめるためにもっと役立つことができたのではないか、... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: マアディナー
5つ星のうち 5.0 後世に伝えるべき良書である
大変素晴らしな調査報道である。官僚機構というものがこれほどまでに国民の役に立たず、政治の足をひっぱるものなのだと実感した。経済産業省、原子力安全・保安院、文部科学... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: しみたま
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