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プロメテウスの罠―明かされなかった福島原発事故の真実 単行本 – 2012/3


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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

史上最悪の放射能汚染はなぜ起こったのか官僚・政治・東電の罪を問う。

登録情報

  • 単行本: 269ページ
  • 出版社: 学研パブリッシング (2012/03)
  • ISBN-10: 4054052347
  • ISBN-13: 978-4054052345
  • 発売日: 2012/03
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.5 x 2.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (48件のカスタマーレビュー)
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253 人中、217人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 黒猫とまと 投稿日 2012/3/4
形式: 単行本
 我が家は原発爆発以来、朝日新聞の購読をやめました。夕刊で「最悪の事態の覚悟を!」とあおったかと思えば、放射能がいかに安全かを強調する記事が載るなど、事故直後の朝日はちぐはぐで、おかしな記事ばかり目につきました。おそらく朝日新聞社内も混乱していたのでしょう。この本を読めばわかるように、当時パニックになっていたのは人々ではなく、東電であり、官邸であり、マスコミそのものでした。

 この連載は関係者一人一人に取材を重ね、原発事故をいろいろな観点から検証した、いい意味での朝日らしい記事になっています。とくに、普段は明かされることの少ない官僚達の行動に対して、「誰が何を行ったか」をしっかり名前入りで報道したことには意義があると思います。とくに第三章「観測中止令」は官僚の人々の考えがよくわかる好記事です。官邸ばかりか日本の官僚機構、企業が機能停止状態にあることが見えてきます。そのほかの記事もすべて読み応えがありました。この本と「
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46 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 HidetaFukushima 投稿日 2014/9/15
形式: 単行本
第六章「官邸の5日間」(P188〜P259)と章立てされているが、この章の記述は全編が
「東京電力が福島第一原発から撤退したいと言った」事が前提となって記述されている。

しかし、2014年9月に公開された「政府事故調査委員会ヒアリング記録」の
内容と照らし合わせると、記述されている事実に矛盾が見られる。
原発事故対応を指揮した東京電力福島第一原発所長(当時)吉田昌郎はヒアリングの際に
「撤退なんて言っていない」と言い切っている。
監督官庁の長で官邸の震災対応に関わった経済産業大臣(当時)海江田万里は
”「退避」と聞いた”と証言している。

政府事故調がウソを書いているのか、それとも証言者達がウソを証言したのか、それとも
「プロメテウスの罠」がウソを書いているのか?

矛盾の詳細を下記に具体的に指摘する。

本書P195の3行目では

(以下引用)
「第一原発の作業員を第二原発に退避させたい。なんとかなりませんか」。海江田は「残って
いただきたい」清水の求めを拒んだ
(引用終。「清水」は清水正孝東京電力社長・当時)

本書P202では

(以下引
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85 人中、67人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 ボーン・ウイナー トップ1000レビュアーVINE メンバー 投稿日 2012/6/8
形式: 単行本 Amazonで購入
本書のあとがきに「世界有数の地震国になぜ50基を超える原発ができたのか。なぜ深刻な事態が想定されなかったのか。事故が起きた時、なぜ十分な対応ができなかったのか。官僚は政治はなにをしていたのか。」とある。
本書の内容ははこの設問に答えるには程遠いが、少なくとも「官僚は政治はなにをしていたのか。」には徹底した取材である程度答えてくれている。
本書の特徴は3月11日の震災直後から、福島原発地元住民になにが起こったか、首相官邸はなにをしていたか、いちいち直接取材により、敬称抜きで臨場感を持ってレポートしてくれている。
本書を読んで感じることは、日本の官僚のどうしようもない無責任体質だ。地震直後から使用可能だったSPEEDIのデータは米軍には渡されたが、首相官邸には全く知らされていなかった。いや首相はSPEEDIの存在自体を知らなかったのだ。同じように被害を受けたのは原発地元の住民たちだ。どこが危険でどこに避難したら良いのか全くしらされず、とにかく遠くへ逃げようとした。
原発事故が起きてから、菅首相が地元入りをして作業の邪魔をしたとか、東電に乗り込んで怒鳴ったとか、個々の事象を取り上げて首相批判に余念のない連中もいるが、本書を読めば、当事者たる東電も官僚機構も全く機能せず、なんの情報も官邸に届かぬ状況では最高責任者の首相が現場へ行って現場責任者の話を聞
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99 人中、77人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 ちょえ1990 投稿日 2012/3/4
形式: 単行本 Amazonで購入
同名の朝日新聞連載を書籍化したもの(2012年2月途中分まで)。
連載時は興味深く、楽しみに読んでいたが、書籍としてまとまって読んでみると、荒削りな面や欠点も目についた。
しかし、それでも、いずれ編まれるべき「オーラルヒストリー(口述による歴史)福一」への第一歩となる内容であり、朝日新聞の面目躍如と評価できる。

<欠点>
・他の書評子に評価が高いのが第6章「官邸の5日間」。それには大いに同意するが、例えば福島からの避難者や、首都圏での低線量被曝への怯えについて描いた章は必要だったのか。歴史事象として見たとき、情報量は膨大であるし、民間でのことは大新聞以外でも書くことはできる。政策的な意思決定過程にしぼって取材してもよかったのではないか。
・大事な事、ショッキングなことがかなり書かれているが、しかし、どうも取材した結果、特ダネと判断したものを五月雨的に載せているように感じる。事件全体を俯瞰して、時系列や重要性に応じて配置していったという印象は受けない。すなわちキュレーション(情報の取捨選択)がなされていない。例えば、外務省の若手官僚が米軍にSPEEDI情報を流す場面が印象的に描かれているが、官僚の活動を実際に描いている部分はごく僅かだ。この件以外にも官僚がキーとなる意思決定をしていたことはいくらでもあると思う。
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