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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
カリスマからから学ぶ方法,
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レビュー対象商品: プロフェッショナルを演じる仕事術 (PHPビジネス新書) (新書)
著者は、設立間もないマネジメント教育会社ビジネス・ブレークスルーで、インターネットで海外MBAが取得できる『ボンド大学大学院ビジネススクール BBT MBAプログラム』を立上げ、10年以上にわたりその統括責任者を 務めてきた人物です。 その中で、何かを学んで期待通りのモノが得られるか否かは、結局のところ、 受け取る人の「教えられ力」に掛かっていることに気がつく。それは、特に、 「カリスマ」「プロフェッショナル」と呼ばれる所謂“フツー”でない人から 学ぼうとするほど、“フツー”の感覚では理解できないため、「教えられ力」 が重要である。何故なら、“フツー”でないからスゴイ人であるわけであり、 “フツー”でないスゴイ人だからこそ、“フツー”の感覚では受け止められず、 下手をすると「嫌い」というネガティブな反応になってしまう。 では、そのような“フツー”の人である我々が、そのような一流のスゴイ人 から、本質的な学びを得るための最良の方法は『まずじゃ全部飲み込んでみて、 どうしても嫌ならその後に吐き捨ててしまえば良い、と開き直って、全てを 真似してみること』だと言います。 これは、至極当たり前の事を言っていますが、実際は、これがなかなかできま せん。 本書では、この出来ない理由が、3つのコンプレックスによること。また、人 は変わりたいと思っていても、実は一方で、知らず知らずのうちに身につけた 振る舞い方、周囲からの見られ方(この人は、○○な人なんだ)に支配されて いて、その領域(コンフォート・ゾーン)に留まっていることが楽であると、 言います。 「教えられ力」を向上させるためには、負けを認める勇気が必要になります。 より上を目指したいと思っていても、今まで上手くやってきた経験を否定し、 「負けを認める」というのは難しくなります。しかし、そこを敢えて「負ける」 には、二つのコスト(サンクコストとスイッチングコスト)を意識して、その コストを支払うことが大事です。本書では、そのための方法も書かれています。 自己変革(量的な変化:より効率的にやる、上手くやる、ではなく、質的に変化 すること)には、まずは、目標とするロールモデルを特定すること。次いで、 行動レベル、思考レベル、精神レベルの3つのレベル(深さ)のフレームワーク のレベルに沿って、フレームワークを(すべてを飲み込んで)順次変える (真似る、演じる)こと。そうすることで、精神レベルのフレームワークに変化 が生じ、その結果、思考レベル、行動レベルのフレームワークが、変わっていく と言います。筆者は、これを、弟子と師匠の関係と、茶道などの「道」における 学びのプロセス「守・破・離」のアナロジーで説明しています。 流石、MBAの統括責任者であるだけあって、随所に、ストーリー、メンタルモデル、 フレームワーク、サンクコスト等の色々な分野の専門用語が使われています。が、 その分、その専門用語の(個人的な?)イメージに引きずられてしまい、ちょっと 理解に時間が掛かりました。。。 が、 自己啓発により能力開発を進めていく際に、重要な事、その時に陥り易い事等、 沢山の重要な事が、コンパクトに詰め込まれた良い本だと思います。逆に内容が 盛沢山なので、新書では、十分に説明しきれていないのではないか?と思える程 でした。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
凡人と天才の「紙一重の差」をひも解く名著。本物のMBAが身につく人とは?,
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レビュー対象商品: プロフェッショナルを演じる仕事術 (PHPビジネス新書) (新書)
凡人と天才は紙一重の差と言われる。その紙一重の差とは一体何なのか、を考察し、検証し、解に導いてくれる貴重な一冊であると思う。人間であれば誰でももっているであろう3つの「コンプレックス」(詳細は本書ご参照)の壁を乗り越え、自分と異質のもの、すなわち天才や偉人やプロフェッショナルな何かに出会ったときに、そこから気づく力、学び取る素直さ、「教えられる力」を発揮できる人だけが自分という人間を超えられるのだという。本書で「負ける技術」を身につけることの重要さを説くところがあるが、私はそこに最も共感を覚える。企業でエリート路線を行っている人が「自分をさらに強化するため」にMBAを受講するケースが多いのではないかと思う。しかし、MBAで本当の力を身につける上で最も重要なことは、実は「変われる人間である」こと。いくつもの悔しい思い、恥ずかしい思い、失敗から学びとる「負ける技術」を体得している、そのしなやかさこそが、一流企業の肩書や名刺から裸になっても、起業しても、本物のMBAの力を発揮できるかどうかの「分かれ途」なのだということを再確認した思いである。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
プロを真似して自分なりの仕事のやり方を見つけることが大切!,
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レビュー対象商品: プロフェッショナルを演じる仕事術 (PHPビジネス新書) (新書)
武道、華道、茶道など「道」と名の付く武芸や古典芸能では、師匠から学ぶプロセスとして「守・破・離」という手法が使われて来た。「守」は師匠の教えを守って基本の型を習得する段階、そして「破」で型を破って自分なりの発展を試み、「離」で自分なりの独自の型を作り出す。本書で説かれているのも、上記の「守・破・離」のプロセス。まずは、師匠を見つけ、すべてを受け入れる覚悟をし、できるだけそのまま真似をしてみることが重要。そして、修行を重ねる中で、「師匠のすごさを生み出しているのはこういう考え方(方法論)ではないか」というヒントを掴み、検証し考えを深め、自分なりの新しい考え方や方法を生み出す。 著者がビジネススクールの運営に関わって、社会人学生で学習を通して「変わる人」と「変わらない人」がいることに気付いた。「変わらない人」は、良い意味でも悪い意味でも、やや冷えた目で見ながら勉強を要領良くこなそうとする。そして、プライドが高いだけに自分の考え方とは違う価値観や優れたものを受け入れようとはしない。一方、「変わる人」は、「これは違う」、「自分ならこうしない」と思うことでも、一旦飲み込んで咀嚼しようとする。自分より優れた能力の存在を認め、争おうとはせず、そこから学ぶ懐の深さを持っている。 学ぶということは、本質的に「自分を変える」こと。自分を変えるということは、今のやり方や考え方を一旦手放す、アンラーンする、「負ける」という謙虚さが重要。自分を高みに持ち上げる為には、大きなパワーが必要で、その為に「プロ」の力を借り、「プロ」のやり方を真似、役を演じることで、仕事の型を覚え、深めることで、新たな自分なりのやり方を見出して行く。 会社の業種や規模、事業環境の変化により、現実の仕事の種類や難易度は異なっている。但し、仕事を行っていく上での基本的な共通言語や考え方というのは存在する。それを「師匠」と考え、基本的な型やフレームワークなどを身に付け、さらに発展させ、複雑な現実世界の仕事に自分なりのやり方で応用、昇華させていく。 本書はその様な学びの姿勢について、著者の経験から絞り出されたエッセンスなのだろうと思う。豊富なビジネス上の知識や情報も多く、平易な語り口で、社会に入って間もない方々にも有益な著作だと思う。
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