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もちろん、アクメド、グルンソルといった一昔前なら
怪物役間違いなしのヒーローたちもその力を伸ばし、
また一方でこの世界の情勢の深刻さが明らかになっていくのですが。
でもやっぱり、この一冊はラプソディと“彼”の愛の物語と
言えるかと思います。
愛の物語といっても、ひと筋縄ではいきません。
読み手はハラハラどきどきし通しです。
三部作の中巻の後半ですので一番難しいところでしょうが、
飽きさせることなく、目に浮かぶような丁寧な描写と様々なエピソード、
そして何より魅力的な主人公たちがぐいぐいと引っ張り、
クライマックスへの緊張感を高めています。
人生は自分の思ったとおりにはならない場合が多いものです。
自分よりも大きく、永遠なものが存在することを認めた上で、
あなたはどう生きますか。
ラプソディのように、潔く、ひたすらに生きてみたいと思うのは
私だけでしょうか。
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