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このような人間性を反映してか、この人のピアノもはっきり言って地味です。でもその分一度好きなるとやめられません。適度にビバップ、適度にブルージーで親しみやすい。ビッグバンドのリーダーもこなせば、ハードバッパーご用達の名ソングライターでもあります。ジャズ界きっての優等生です。
さて、本盤はピアソンのブルーノート初リーダー作のピアノトリオ。彼の特徴である軽くてエレガントなタッチを鑑賞するのに最適なアルバム。ジャズスタンダードをこれ程までに上品かつブルージーにプレイできるのは彼だけ。オスカー・ピーターソンのようなゴージャスさには欠けるけど、派手さを押さえた堅実な姿勢に、この人の誠実さが溢れ出る。端正なトミ・フラにブルージーなレイ・ブライアントを足したような感じ。大変好感のもてるアルバム。
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