天体写真を楽しみたいという方が、よく漠然とした状態で質問をしている様子を観察しますが、
まずは全体にどのような撮影方法があって、どんな機材を使うのか広く浅くででも掴む必要があります。
フィルム時代の本ですがデジタルになっても基本は同じです。 むしろフィルムでできればデジタルならもっと簡単に成功します。 惑星、太陽(日食含む)、月面、流星などあらゆる撮影分野を具体的な機材使用例で網羅しているのはとても親切。 星雲や星団の撮影を行う「直焦点」撮影はさわり程度の解説ですが基本の考え方はつかめるはずです。 天体写真をやろうと思ったら、まずこの一冊。
なかなかこれだけ広く浅く網羅した本はないのではないでしょうか。
参考までに、次にもし直焦点撮影を楽しむなら同じくフィルム時代の本になりますが、誠文堂の 「天体写真の写し方―ASTROPHOTOGRAPHY ANNUAL〈1999‐2000〉特集 屈折望遠鏡で星雲・星団を撮る (Astrophotography annual (1999-2000)) 」がお勧め。 具体的な機材チョイスや技能向上を目指すなら、地人書館の「新訂 天体写真マニュアル」は是非とも読んでおきたい。
デジタルでやるなら「望遠鏡・双眼鏡カタログ〈2007年版〉」にある特集記事に画像処理の具体例もあるので初心の方はとても参考になるはずです。
この4冊くらいは読んでから質問するようにしよう。 たぶん読み終わった頃には質問しようとしていた事があまりにも恥ずかしく思えるはずです。