プロジェクト・マネージメントにPMOとして従事していて思うことは、
プロジェクトはハードサイエンス的な部分とソフトサイエンス的な部分の
両方を考えなくてはいけないということだろう。
それで、ソフトサイエンス的なスキルを磨きたいと思ったとしても、
経験や勘に頼るか、あるいはひたすらロジカルに考えるかのように極端
になってしまって、このあたりは経験を積み上げる方法しかないように
思えてくる。
それで、人のコミュニケーションをもう少し心理学なりの学問に基づいた方法
に基づいてできないかということで、提唱されているのが本書のようにMBTIを
応用したコミュニケーションのとり方ということになる。
もっとも、MBTIは元々ユングの元型から来ていることもあり、最近主流になりつつある
認知心理学や脳神経科学からすると本当に科学的か?という疑問は残るのだが、
あくまでも物事を見るための一つのフィルターとして考えるとこれはこれで
有効な場面も多いのだろうと思う。