「試験前までに準備できるところと,試験当日にやるべき事をはっきりと分離する」
これが時間内に合格論文を書き上げるための条件である.
というのがこの本の主張だと感じました.
試験前に行う準備には,あらかじめ記述内容をモジュールとして準備しておく方法が書かれています.
試験当日にやるべき事としては,問題選択のしかたから,焦ってしまったときや,時間が足りなくなってしまったときなどへの対応方法が書かれています.
特に試験前までの準備の内容は,目からウロコでした.
記述内容をモジュールとしてあらかじめ複数準備しておき,試験当日の出題にあわせて調整しながら論文を完成させるという対策が書かれています.
試験問題を読んでから即興で組み立てる部分が多すぎて,上手く論文が書けない自分には大変役に立つ内容でした.
モジュールの用意の仕方も具体的に紹介してあります.
どのような形で出題されるにしても,要求される事は,プロジェクトの計画・実施・評価というマネジメントプロセスの中の出来事という意味では共通しているので,その中から汎用性の高い物を選べば良い・・・.
というモジュールの準備から論文を組み立てるまでの流れが具体的に書かれていました.
実際のモジュール例も記載されており,役に立ちます.
そしてこの本には,用意したモジュールの記述を直接書き込むためのスペースが用意されています.最初無駄にも思えたのですが,実際に記述してみると,自分オリジナルの試験対策ノートが完成することに気がつきます.これはかなり使えるのではないでしょうか.
モジュールを用意するという対策法は,PMだけでなく,他の
論文系の高度試験を受験される方にとっても十分役に立つ内容
ではないかとも思います.
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22年度の試験結果が発表されました.結果は合格でした.
本書で勧めているモジュールを用意したおかげで,
午後2試験に通用する論文を時間内に書き上げることができたと思います.