本書は、プログラムがどう動くのかを図解入りでわかりやすく解説した楽しい読み物である。基本的にプログラマーを対象としているが、各章末には丁寧な語句説明がついているので、コンピュータのしくみを詳しく知りたい人や、これからプログラムに挑戦する初心者にもおすすめできる。
内容は、CPUの内部にあるレジスタ、制御装置、演算装置、クロックの説明とこれらがプログラムに対応してどのように動作するのかという解説に始まり、2進数による四則演算、論理演算の説明、小数計算における問題点、メモリとディスクの関係、データ圧縮のしくみ、プログラムが動く環境、OSとアプリケーションの関係、ハードウェア制御の方法など、プログラマーが知っておくべきあらゆるトピックが網羅されている。適宜アセンブリ言語やC言語のコード例が示されているので、具体的にプログラムの動きを理解することができる。また、プログラマーを悩ますポインタ、配列などの解説やメモリを節約するプログラミング手法など、実際のプログラミングに役立つトピックも掲載されている。プログラミングをひと通りマスターしたプログラマーにとっても、じっくり読めば参考になる部分が多いだろう。プロ、アマを問わずすべてのプログラマーにおすすめしたい1冊である。(土井英司)
(日経オープンシステム 2001/12/01 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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最も参考になったカスタマーレビュー
55 人中、50人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
プログラミング入門者がこの本で学習しようとしても挫折する確率が高いと思われます。,
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レビュー対象商品: プログラムはなぜ動くのか ― 知っておきたいプログラミングの基礎知識 (単行本)
タイトルから判断すると、いかにもプログラミング入門者向けにプログラムの動作原理を解説した書籍のようですが、本書でプログラミングの原理を理解しようとしても、途中で挫折する確率が非常に高いと思われます。 なぜならば、本書は、第1章からいきなりCPUの構成要素であるレジスタの話が中心となり、 アセンブリ言語のコードがレジスタでどう処理されるのかといった高度な内容が続きます。 私の場合、すでにここで挫折しそうになりましたが、何とかがんばって読み続けました。 そして第一章の最後の一節にさしかかったとき、目を疑いました。 (以下、第一章最終節からの引用) さて、本文の中でフラグ・レジスタの説明をしたときに、「ビット」という言葉が出てきました。 ビットは、2進数の1桁分に相当し、コンピュータが演算を行う仕組みを知る上で、とても重要なものです。 (引用ここまで) 著者は、著者自身が「ビット」という言葉の説明をしなければならないと感じている読者に対して、 コンピューターを理解する上で最も基本的な「ビット」の概念を説明する以前に、 アセンブラとかレジスタの話をしているのです。 この時点でこの本は入門者の目線に立った本でない事は明白です。 この本は確かに、それなりの知識のある人が読めば勉強になる部分は多いかと思います。 この本のレビューの評価が総じて高いのは、実際にそういう人達がレビュアーの多数を占め よい点数をつけているからだと思われます。 しかしこの本のタイトルから想起される、入門書という範疇の文脈で考えた場合、 星1つや星2つしかつけてない人の方が客観的なレビューを行っていると思います。 私は、前述のような不信感はありますが、 自分のスキルが向上した時にあらためて読み直すと勉強になる部分も多いということで星2つとさせていただきます。
16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
パソコンの中身がわかる一冊,
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レビュー対象商品: プログラムはなぜ動くのか ― 知っておきたいプログラミングの基礎知識 (単行本)
タイトルどおり、文章の羅列であるプログラミングがどうして動くのか、その文章を受け取ったパソコン内部では一体どのような処理が行われているのか、計算値の誤差はなぜ起こるのかなどを、ハードウェアの面から詳しく解説してくれるわかりやすい書。ハードのことが書いてあるといっても、難しい計算式などは一切出てこず、代わりに図が使われているので全体的に読みやすい。 物事の仕組みを知らないと気がすまない人にはもっとおすすめ.
50 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
こんな本があって今の若い技術者はうらやましい,
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レビュー対象商品: プログラムはなぜ動くのか ― 知っておきたいプログラミングの基礎知識 (単行本)
とてもわかりやすく、プログラムがなぜ動くかを再確認することができました。今までプログラムに関してこのような、本質を理解できる本はなかったので、あらゆるレベルの人に重宝な本だと思いました。最近、このような本が少し流行っているようで、いくつか出版されていますが、コンピュータ技術ではこの本、インターネット技術では「インターネットルーティング入門(翔泳社)」が双璧だと思います。この2つを読めば、どんな初心者でも平均以上のIT技術者になれると思います、中級者以上の人も、土台のしっかりした使える技術者になれると思います。今の若い技術者がうらやましいです。。私の若いころは、日本語はもちろん、英語の技術書でもまともなものはなく、それはもう大変でした。。。
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