特定の言語で書かれたプログラムが、パーサによって構文解析された後、どのように解釈実行されるかを実践によって学ぶことができるすばらしい教科書。
オンラインの学習システムがよくできており、本を読んだだけで「わかったつもり」になっていた自分がどれほどわかっていなかったか、ちゃんと理解しながら学習を進められる。かなり「修行」っぽい演習問題もあるが、正解をもらった時の達成感もうれしい。
C言語では、ポインタを使ってメモリ上のデータを参照、操作するイメージを掴むことが必須だったが、関数型言語を勉強している人には、クロージャや再帰関数の実行イメージをしっかりと自分の中に根付かせることが必要になってくると思われる。この本は、そのあたりの「ぼんやりした理解」を、しっかりとした自信にまで進めてくれる力があると思う。