続けて筆者は、どうしたら“主役”にふさわしいプログラマになれるか、という観点から、「自立的プログラマ」という理想のプログラマ像を示す。自立的プログラマとは、主役の意識を持ったプログラマのことで、「プロジェクト・リーダーの言うことをそのまま聞かない」、「合理的に判断する」といった条件を満たすとする。このほか自立的プログラマになるために克服すべき課題や、気を付けるべき点も説明する。内容に異論があるかもしれないが、筆者の思いは伝わってくる。
(日経コンピュータ 2004/09/20 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
職業的プログラマは、ほとんどチームやグループの中で仕事をしています。その中 で自分の生きがいや存在価値を見つけて、なおかつ"うまくやっていく"ことは、かな りのスキルを必要とします。
ソフトウエアプロジェクトは昔に比べるとはるかに高度な情報と複雑さを対象とす るようになり、もはや一人の人間がすべてにわたって意思決定するのは不可能な状況 です。つまり、プロジェクトの行く末はプログラマひとりひとりの肩にのしかかるよ うになっています。プログラマがしっかりしないといけない時代です。これは歴史的 にはプログラミング初期の状況にある意味で似ています。
本書はプロジェクトの中で自分の力を発揮するための先達の時代からの伝承と、そ のためにはプログラマがより自立的にならないといけないということを伝えるもので す。
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我が社でも、みんな管理職志向が強いですね。やっぱりプログラマ30歳引退説なんていうのがありましたから(最近は40歳引退説のようです)。でも管理職は面白くなさそうだし、かといって企画、仕様、上司の言うとおりに設計するのもつまらないです。この本を読むと、自分が自立的プログラマになって、やってやろう!という気になりますね。上司が営業、生産からの都合に合わせて作った仕様と日程で、毎日毎日残業残業で設計するのが馬鹿らしくなってくる。時間がないからチェックも疎かで評価に渡し、バグがいっぱいでて修正に時間が掛かりまくり。フローチェックと称して後でソースをチェックしても、全部見切れるはずもなし。製品化後にバグが発見されれば設計者のせいにされる。無理な日程でつくらせる上司の責任だろ!そんな上司なんかに、私は成りたくない。
トップダウンなんか蹴っ飛ばせ!
例の「事件は会議室で起きてるんじゃない…」のフレーズにも似た、世の中のあらゆることに通じる内容がこの本の奥にあると感じます。
ちょっと大袈裟ですが…すべての「現場」の人々が主役になれたら、どんなに住みごこちのいい世界になるんだろうか?そのためにも、みんなが精進して「主役」たるスキルを身に付けていこうと改めて感じました。
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