ソフトウェア発展の歴史と、あるオープンソースプロジェクトの開発過程を、平行させながら話は進んでいきます。
「期限が迫ったプロジェクトに火を噴きながら突進していく」デスマーチプロジェクトの話はよくみるけれど、「どこに向かうべきかわからず全てが泥沼にはまっていく」的な切なさを感じさせるオープンソースプロジェクトの変遷を追えるのは、なかなか興味深かった。
全体的には「ソフトウェア開発は本質的に火を噴くものだ」というトーンで書かれているので気が滅入る・・・ けれど、同じ業界で働いている人たちにとっては「ここは、俺ならこうしないぞ」と思える発見や洞察に溢れているので、読んでおいて損はないんじゃないかなと思います。