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11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
静かなるドン,
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レビュー対象商品: プレリミネール (CD)
伝説のアルバム『THE STOOGES』をリリースして約40年。還暦を過ぎてもなお、IGGY POPは常に挑戦者であり続けている。 そして今回、彼は自身がガリガリと尖らせてきたと言っても過言ではないロックを「くだらない」「聴き飽きた」と吐き捨てた。 そんなIGGY POPの新作は、フランスの小説家ミシェル・ウエルベックの『ある島の可能性』にインスピレーションを受け、制作された楽曲をジャズやシャンソンを取り入れた問題作である。 しかしこれが実に良い。 場末のバーで流れる古びたレコードを思わせるようなジャジーなサウンドをバックに、気持ちよさそうに語るようにしっとりと歌うIGGYの声は、妙に艶があって心地いいのだ。 映画「コーヒー&シガレッツ」で共演したトム・ウェイツにも似た世界観が広がっている。 特に「Les Feuilles Mortes」はフランス語で歌われており、大人の色気たっぷりに歌い上げている。 激しいばかりがロックではない。 挑戦し続ける姿勢こそがロックである。 それを体現し続けるイギーポップはやはり偉大である。
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