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プレニテュード――新しい〈豊かさ〉の経済学
 
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プレニテュード――新しい〈豊かさ〉の経済学 [単行本(ソフトカバー)]

ジュリエット・B.ショア , 森岡 孝二
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,100 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

過重労働と過剰消費の悪循環は、バブルと経済破綻をもたらし、地球を不可逆的に痛めつけている。遅くなりすぎる前にその流れから脱出しよう。プレニテュードとは、環境に配慮した生産・消費のシステムと、個人のゆったりした暮らし方とが合致する新しい〈豊かさ〉のこと。具体的な事例を満載し、危機の中に希望を指し示す。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 229ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2011/11/30)
  • ISBN-10: 4000246682
  • ISBN-13: 978-4000246682
  • 発売日: 2011/11/30
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By つくしん坊 トップ500レビュアー
日本を含む先進国が邁進してきた、「成長志向」の経済学がぶつかっている壁が誰の眼にも明らかになりつつある。拡大する一方の経済格差、リーマンショックに始まって今も進行中の金融危機、財政赤字に起因するヨーロッパの国々の危機、見通しがつかない環境問題など、枚挙にいとまがない。本書は、「プレニテュード」という、多次元的な意味を持つ<豊かさ>を、これからの世界の目標とすべきと提言している。著者は、数少ないこの分野の専門家であり、最新情報の情報源としても役立つ。

本書のテーマは、経済だけでなく、環境、エネルギー、消費、食料、労働時間、地域社会など、非常に広範囲に及ぶ。成長を志向せずに、生活を楽しむためには、金銭的な富裕さ以外に、<豊かさ>を再定義する必要がある。いくつかのキーワードは、地域コミュニティの再興、労働時間の短縮による雇用の拡大と家庭重視への復帰、貪らないスロー消費などである。

本書は、新しい<豊かさ>を理論付け、また発想を広げて行くための手掛かりとなる。日本は、和食、リサイクルによる環境保護、まだ地方を中心に残っているコミュニティなど、世界に発信できる多くの知恵があるはずである。東日本大震災後、日本の社会にも変革の兆しがある。本書は、各地域社会で活動している人々にも様々なヒントを提供してくれそうである。
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By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
『プレニテュード』(plenitude)は、辞書で引くと
1. 十分, 完全; 充実, 充満.
2. 豊富.
といった日本語訳が出てくる。
著者はこの言葉を新しく世界が実現すべき「豊かさ」を表す言葉として使っている。
本書の原題は『PLENITUDE:The New Economics of True Wealth』
直訳すれば「充実感:新しい真の豊かさの経済学」とでもなるのであろうか。

著者は「新しい豊かさ」に指標として次の4点を挙げる。
1.労働時間を適正化する。時間を資本家に売って収入を得るというような考え方は廃さねばならない。
2.「自給」つまり自分のために、何かを作ったり、育てたり、行ったりすることに努められる環境を作る。
3.消費に対し、環境に負荷をかけない暮らしができるようにする。これは自己犠牲を必要としない。
4.地域のコミュニティへの投資ができる環境を作る。

僕は江戸時代を思い浮かべたが、江戸時代全体は軍事独裁政権の時代なのである。
不思議なことだ。
「原始共産制」という言葉も思い浮かんだ。
戻りたいだろうか。
「昔は良かった」という感想も浮かんできた。

現代は「スピード」を良しとする世界だが『プレニテュード』の世界はどうやったらやってくるのだろう。
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