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プレゼント (中公文庫)
 
 

プレゼント (中公文庫) [文庫]

若竹 七海
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ルーム・クリーナー、電話相談、興信所。トラブルメイカーのフリーター・葉村晶と娘に借りたピンクの子供用自転車で現場に駆けつける小林警部補。二人が巻き込まれたハードボイルドで悲しい八つの事件とは。間抜けだが悪気のない隣人たちがひき起こす騒動はいつも危険すぎる。

内容(「MARC」データベースより)

トラブルに愛され、慕われるフリーターの葉村晶。ピンクの子供用自転車で駆けつける小林警部補。間抜けな隣人たちが起こす事件はなぜか危険なものばかり…。2人が出会った事件を綴った連作短編集。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 314ページ
  • 出版社: 中央公論社 (1998/12)
  • ISBN-10: 4122033063
  • ISBN-13: 978-4122033061
  • 発売日: 1998/12
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「女探偵・葉村晶」シリーズ含む

短編集です。私見ですが

この作家さんは長編より短編の方が

光った作品が多いような気がします。

特に葉村晶シリーズの

「再生」は上手い!鮮やかなラストです。

そして「海の底」では

全体に皮肉と哀しさが漂ってます

それこそ「海」のように。

収録作品の中では

この2作品をオススメします。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
私は基本的には、性善説を信奉している。
基本的に悪い人なんていない。
みんな話せば分かるはず。
地球は愛で満ちている。

しかし、ご存知のとおり、生きていると
嫌なことにぶち当たる日もある。
「くそったれ!」と叫びたくなることもある。
そんな日に「性善説」を唱えるのは難しい。
そんなもん投げ出して

「人間なんてしょせん、こんなもんよね。」と
やさぐれたくなる。
そして、そんな気分にどっぷり浸りたいときに
本書ほどぴったり来るのが本書である。

できればしとしと小ぶりの雨が降っている昼下がり。
薄暗い部屋の中で苦いくらいのブラックコーヒーを用意して
この本を読んでほしい。
ひんやりとした悪意と冷めた感覚に
どっぷりと漬かってほしい。

しかし、その状態からきちんと抜け出して
本の世界から脱出してきてほしい。

なぜならこの本の主人公葉山晶は
どんなに底意地の悪い悪意と出会っても
どんなにさめた目で社会を見ている風を装っても
決して人間を見捨てないからだ。
決して人生を捨てないからだ。
泥だらけになりながら、必死で生きていく。

読み終わった後、そんな彼女の生き様に

私もがんばろうと素直に思えるはずだ。

このレビューは参考になりましたか?
13 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
短編集です。そんな訳で推理の醍醐味、とはいきませんし、『こんなことで公判が維持できるのか?』なんて老婆心も頭をもたげますが、それを補ってあまりある面白味、筆者らしいテンポと構成の良さが光っています。登場人物は、やっぱり“癖のある人たち”で、毒があり、狡猾だったり、でも間が抜けていて、時には哀れだったり、つまり“我らが隣人”ということです。若竹さんの作品は、共感でも反感でも下手に感情移入したりすると、後で足下をすくわれたりするので、ドキドキしながら読み進めていくのは結構スリリングです。長編とは違った若竹ワールドの魅力をちりばめた一冊だと思います。
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