テレビは『わかりやすさバカ』をつくっているメディアです。
何でもかんでもわかりやすくしようとするあまり、細部に宿る本質が見えなくなっている
(わざと見えなくする時もあり)事があるので注意してください。
このレビューは為にする反論である。という感想を抱く方もいるかもしれません。
・「最初に結論」がテレビの鉄則→わざと結論をぼかす手法もあります。「阪神が3連勝です」というリード(VTRにはいる前ふりのこと)を書くと
「バカ全部言ってどうすんだよ。以上終わりか」と怒鳴られるかもしれません。
・情報は「3つ」に絞り込む→実は、伝わるのはたったひとつです。テレビは一部を切り取るのに大変長けたメディアですが、
全貌を見せるのは大変不得手です。
・正しく伝えるには「数字」が不可欠→観る方は、数字には嘘があるかどうか見抜く目を持っていただきたいと思います。今は、さんざん指摘されてなくなりましたが
少年犯罪が近年増加しているというデータは意図的な切り取り方による嘘でした。
・「ビジュアル」の威力があれば説明不要→こころ”ある”テレビマンは声を大にして叫んでいるはずです。「画(え)のないことを恐れるな」と。それよりも敵は音楽。
悲しくないシーンでもバイオリリンで泣きあげるBGMでも使われてご覧なさい。そんな、安いドキュメンタリーのなんと多いことか。
プレゼンでBGMを床ってみるのもいいかもしれませんが、カタギの会社のプレゼンでBGMなんか使えませんね。
・タイトルは短いほどエライ→中村玉緒さんは“「鵜」は可哀想だ”とおっしゃっていました。
で、この本は上辺のテクニックに惑わされずプレゼンの本質を見抜くためのノウハウ本ですよね。私はそう読んだので、☆は3つ。