『プレイボール』は前編の『キャプテン』と並んで小学館漫画賞を受賞した素晴らしいスポ根漫画です。よくある安易な設定がいっさいありません。目を惹くだけの得意技をもつものや、素晴らしい才能をもった人間達ではなく、ひたすら努力、努力、練習、練習で「キャプテン」を目指していく、という等身大の主人公が登場してそこにドラマをつくっていきます。そのよさは時代を超えて読むものをひきつける魅力を十分たもち続けていますので、是非昨今の安易な漫画に疲れた方にお薦めいたします。そんな『プレイボール』の本巻では予選4回戦へと勝ち進んだ墨高がさらなる強敵・聖陵高との対戦に臨んだ。先発の松川が5点を失ったものの、試合の流れは墨高側へと移行しつつあった。だが、8回に1点をかえしただけで!、ついに最終回の攻撃を迎え・・・