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プレイバック (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-3))
 
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プレイバック (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-3)) [文庫]

レイモンド・チャンドラー , 清水 俊二
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 文庫: 273ページ
  • 出版社: 早川書房 (1977/08)
  • ISBN-10: 4150704538
  • ISBN-13: 978-4150704537
  • 発売日: 1977/08
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Kenzan
この作品は訳者の清水俊二氏を含め、読者諸兄には多くの謎の部分を残した遺作だと言われているが、自分自身にはとても共感のできる部分が多かった。

中でも最大の謎の一つであるタイトルの「プレイバック」の意味は、最後の章をもう一度読み直してもらうと、実生活で年上の最愛の妻をなくしたチャンドラー自身の心情をマーロウが語っているのだということに気づくのではないだろうか。またマーロウに死後の世界を語るクラレンドン老人にしても、実は彼の言葉を通して晩年を迎えたチャンドラー自身が、己の死生観を吐露しているのではないだろうか?

誰が何と言おうともやはり本作は、「長いお別れ」などに続くチャンドラーの最高傑作として挙げたい。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By rotash
『The Long Good-bye』より4年、チャンドラーの遺作にして、マーロウ最後の作品。
しかし時制としては上記の作品の一年半後、『湖中の女』よりは前だと思われます。

前作でのリンダ・ローリングとの失恋を、マーロウは未だ引きずっています。
それもあってか、女性に執着するわりにはあけすけな言葉をかけ、求められて応じるも、
一線を引くことを忘れない。それを知っているから女たちは去っていく。
どやされても自分を曲げない不器用な男の、別の不器用な一面が見られます。

事件は地味で、物語は短く、しかし印象的な台詞がとても多い作品です。
マーロウは同じところを何度も何度も行き来しつつ、同じ人に何度も会い、
やがて真実を見出すも、自分から“名探偵”になろうとはしません。
まるで現実の探偵のように依頼をこなし、報告することを主としています。

ラスト、パリからの長距離電話を受けたマーロウは、リンダ・ローリングの求婚に、
いよいよ身を固めるかのような返事をします。果たして彼は幸せになれるのか。

物語は実にいいところで終わります。マーロウとリンダのその後を想像せずにはいられない。
でも、この物語より後の時制であるだろう『湖中の女』で、リンダは出てきません。
マーロウは相変わらず貧乏な探偵で、皮肉屋で、真っ直ぐで、白髪が混じり始めています。

やっぱり彼らは半年しかもたなかったのか。それは想像するより他にありません。
しかしこの本を読み終えた今は、とりあえず、「さらば、愛しき探偵よ。お幸せに」。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
マーロウの名言が
心に染み渡ります。
さすが、マーロウというのが
ほめ言葉によく似合います。

決してこの本は名探偵なんかは存在しません。
マーロウですら、時にドンパチに巻き込まれ、
負傷して伸びてしまうことがあるのですから。

しかしながら伸びたところで、彼の渋さは落ちません。
それはマーロウの行動そのものが
男なのだからかもしれませんね。

ちなみにこの本は割と色香の漂う作品です。
しかしながら嫌味な文章でないのは
お見事だなと感じました。
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投稿日: 2か月前 投稿者: 榎戸 誠
本作が主人公フィリップ・マーロウの実相や実態に一番近い
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投稿日: 2007/5/20 投稿者: 特別代議員
マーロウの気持ち
この本はいつものストーリーの流れ出ないことに、気づくはずでしょう。いつもと「何かおかしい」と感じるはず。途中、突然(と感じるでしょう)老人が話し掛けてくるシーン、... 続きを読む
投稿日: 2003/11/29 投稿者: michael-i
魅力的な台詞の数々
前作の『長いお別れ』から4年以上の歳月を経て発表された作品ですが、あまり... 続きを読む
投稿日: 2003/2/14 投稿者: Sheep
謎の多い遺作
「強くないと、生きていられない。やさしくなれなかったら、生きている資格がない。」(但し、本編では「しっかりしていないと…」になっている)誰もが知っているハードボイ... 続きを読む
投稿日: 2001/2/1
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