登録情報
|
この商品にタグをつける(詳細)タグは、商品との関連性が非常に強いキーワードまたはラベルのようなものです。
タグにより、すべてのお客様がお気に入りの商品の整理と確認を行うことができます。 ※タグは初期設定で公開になっています。詳しくはこちら |
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ダイアナの真意がわかる本,
By
レビュー対象商品: プリンセス・オヴ・ウェールズ―英国皇太子妃列伝 (単行本)
本の帯にもあるように、歴代の英国皇太子妃は“そしてふたりは末永く幸せに暮らしました”とはならなかったのですね。考えてみれば、皇太子妃とは生まれながらの英国王室のメンバーではありません。だから結婚後の生活に「なじめない」「想像していたのと違う」のは当然でしょうし、婚家との葛藤もあったのです。そのような女性たちが自分の役割をどのように認識していたか、どのような態度を貫いたのか。近代を除いて女性が歴史の表舞台に出ることは稀だったので、英国王室史の裏側がのぞけるという点でも、興味深い本でした。
また筆者がウェールズ人なので、いままで日本では知られることがなかったPrincess of Walesの意味、つまり、「ウェールズ君主の妻」であることの役割にも言及されています。なかでも、やはり私たちの関心はダイアナ元妃に集中してしまいますが、彼女がイングランド人でありながら、なぜあのようにウェールズ人たちに熱狂的に愛されたのかが、よくわかりました。 今年は彼女が他界して10年で、さまざまな企画があるようです。先日も日本のTV局が彼女の追悼番組を放送しましたが、内容的にはあまりにも彼女を聖人扱いしすぎていて、陳腐に感じました。その点、本書は長所も短所も公平に記しています。そして、英国のタブロイドでさえスポットを当てなかった、ダイアナの“Princess of Wales”としての自覚の強さに感心しました。 原書の発刊当時、チャールズ皇太子が再婚するとは考えられていなかったようで、いま取りざたされているウィリアム王子の花嫁候補についても具体的な記述はありませんが、ダイアナが示した態度が基準となっているであろう“未来の皇太子妃”に課せられる責務についても、興味深い示唆があります。 ウェールズファンとしては、ニヤリとする記述も多く、楽しめました。筆者はすでにPrinces of Wales <英国皇太子列伝>も出版しているとか。日本語での翻訳を期待します!
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
共通項は称号だけ,
By
レビュー対象商品: プリンセス・オヴ・ウェールズ―英国皇太子妃列伝 (単行本)
副題に「列伝」とありますようにジョーン・オブ・ケントからダイアナ・スペンサーまで歴代英国皇太子妃の伝記が1冊に集約されているので、彼女たちの人生が比較できます。読後感としては、千年に渡る時をゆっくりと過去から現代に近づくような気分を味わせていただいた、といったところです。
とくに私に役に立ったとか興味深かったという見方からすると、この本を読むと次のようなことがわかります。 ☆ 称号「プリンス(プリンセス)・オブ・ウェールズ」にからんだウェールズ人の物語。 ☆ 王妃にならなかったプリンセス・オブ・ウェールズの存在。 ☆ 皇太子に嫌われ、国民に愛されたプリンセス・オブ・ウェールズの存在。 ☆ スキャンダルとして報道されてきたような英国王室の夫婦のあり方は、ある意味、英国王室の伝統といえるかもしれないこと。(ここは皆さんに読んでもらって検証していただきたいところです。) ☆ 歴史書の一視点のあり方。 ☆ イギリス史のひとつの語り方。 プリンセス・オブ・ウェールズひとりひとりに親しみがわきます。そのような伝記の書き方です。肖像画や写真のおかげで、さらに親近感が増しました。 このほか王室系図と年表がついてイギリス史を全く知らなくてもまったくストレスなく読めます。 また、読みやすく翻訳されているため、恐るべき日本語力を感じます。英語が原書だということを忘れました。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|