プリハー期待の最終巻は、謎解きギッチリ、対決というか邂逅によってそれがどんどん紐解かれました。
ルシードとリドリスはもちろんですが、ジルがキーマ=パパラギやグリフィスと、そしてロレアン、メリルローズと。
思惑とか血縁とかが怒涛の展開なので、読了まで見ない方がいいという巻末の相関図を途中何度も確認してしまいました・・・。ほんと、アイツが重要人物(笑)。
ルシードのパルメニア侵攻の裏にあった数々の思惑、彼に見せられた人々の彼ににかける想い等、その苦悩も含めて彼は覇者でした。
しかしリドリス、そうじゃないか、とは思ったけどそんな「完治のためには外科手術が必要です」って勢いで愛を貫かなくても・・・薬で治すような道は無かったのか、そんなんじゃ彼の「そうしたい」気持ちにはゆる過ぎたのか・・・。
もちろんラブ好きとしてどうなるのか大変心配してた展開も、主役二人に関しては・・・。
良かった・・・スカじゃなくて。
自分としては良くも悪くも少女小説仕立てをセイフティバーとしてしまうのですが、今回そこをきっちり全うしている点で、このエピローグに満足です。これがプリハー、なシーンもちゃんと入ってますしね♪。
ただ本筋がぎっちりみっちりな分、二人以外の気になる枝葉が気になるままで・・・。いちおう色々触れてはくれてるけど、姉妹再会とかオース王子とか詳細成り行きを知りたい。声を大きくしたら短編集とかないかしら。ジルにしたって別件他シリーズ系図等の状況証拠からそっちに転んだのだろうと推察出来ても、やっぱり「・・・のパルメニア王宮日記」を読んで安心確信したいです。