設定がてんこもりで、結構忘れているエピソードとかあったりして、よい復習になりました。
シリーズなのに、割と主要らしき人物でも数巻出てこないとかザラですからねえ・・・
ストーリーも散漫ならこっちも適当に雰囲気だけ楽しんでる、ぬるーい感じが心地よい。
そっくりさんと入れ替わるために育てられてる人たちの里の謎(含む精霊のみなさま)
本物の王女様の思惑
双子弟くん
オース
帝国の失政
このあたりが全部片付くのか見ものです。
短編はどれも読み応えがあった。
リュリュカと時計男爵の恋物語(笑)は宮廷物の外伝としてはありがちで、でも楽しかった。
ケイカとオースのエピソードは・・・なんというか、いろいろ意外だった。
ナーナ姉さまがそこまで優秀な後継者候補だということも。
彼女たちが東方かぶれであることは、ケイカが分析したように宮廷内のパワーゲームの一要素でしかなかったのか、それとも本当に抜き差しならないところまできていた国民感情だったのか。
ケイカとオース。何もかも似合いの二人だったのに。
二人がもっと素直で、二人に結ばれる意思があることを周囲にアピールしていれば、ハッピーな結末もあったんじゃないかと思うと切なかった。
しかし作中カップルほとんど寸止めで、なんだか貴重なシリーズですな。
ママや先生が安心して小中学生に薦められるジュブナイル小説です(笑)