ルルル文庫創刊第1段のうちの1冊がこの、『プリンセスハーツ』。
私は高殿円さんのほかの作品を読んだことがなかったのですが、
「仮面夫婦」なる言葉に興味を持って、手を出してみました^^
この作品、まずキャラクターが活きています!
とある契約から表情を失ってしまい、感情が全く顔に出ない鉄面皮のヒロイン、ジル。
表情がない上に彼女は医学や毒に詳しく、特別な研究をしているため「悪魔」「魔女」と疑われてしまうほど(笑
しかしそのジルは、王女メリルローズと外見がそっくりな事により、国の政略で嫁がされた偽プリンセス。
その夫であり、敵国の王であるルシードは、愛するメリルローズにそっくりなジルに
戸惑いながらも、それぞれの目的のために協力する。
ルシードは決して女々しくないのですが、どうしてもジルに勝てないところが
なんだかツボです・・・!笑
ジルが表情を失っていることで、感情を表すことができないところに切なさがあり、
またルシードもメリルローズと外見はそっくりなのに中身がまっっっったく違うジルに
複雑な思いを抱きながらも、少しずつ「ジル」を見ていく。
今後の2人の関係が本当に気になるところです!
氷のようなジルと、炎のようなルシード。
この2人、対極的で偽物なのにホントいい夫婦です(笑
さらにジルの目的や、過去、本物のメリルローズについてなど、謎もまだまだ残っています。
2人がどぎまぎしながら近づいていくのがおもしろく、またこれからとても楽しみです!!
ちなみにこっちはドラマCDがついていない版ですが、特にこだわりのない方はこっちでいいと思いますよ。
ストーリーもおもしろいですし、かなり名コンビの仮面夫婦、ぜひ読んでみてくださいね^^)ノ