これから述べる事は、貶しているように聞こえるでしょうが、実は褒め言葉です。
男子中学生が女の子と恋する、非常に簡単なアドベンチャーです。狙いを絞って、人の話を聞いて、思いやりの心をもって選択肢を選べば、攻略まで一直線。クイックセーブ機能が付いていますが、それが無用なまでに簡単な選択肢しかありません。
キャラクターは13人もいますが、1回ごとのプレイ時間は短く、30分も掛かりません。スキップをフル活用すれば、10分でいけるかも。
当然、1人ごとのストーリーもシンプル。1回通せばその子についてほぼ総て理解できます。
攻略の手間を省くためか、骨組みとでも言うべき物語の柱があって、キャラクターはその柱のデコレーションのような感覚です。共有部分が多い、とも言えます。
この手の恋愛ゲームでは普通にいそうな女の子から、ちょっと変な子、そして、その幼さはヤバくない? と思えるような子まで取り揃えてます。いや、9歳の子と16歳の子が同じスタートとエンドの位置にいるのは間違ってるような気がしてなりません。
いろんな意味で大胆なゲームです。大味です。深慮無用です。
『深い』『緻密な』『繊細な思考を要する』事を好む人にはお薦めしません。
逆に言えば……お分かりかと思います。