生沢徹氏が或る雑誌で語っていたように、この時代のモータースポーツにはロマンがあった。その時代にモータースポーツに関心を持った私にはとても貴重な一冊です。
当時の動画は残っているものも少なく、写真だけでも貴重です。この本はマシンの技術的な側面とレースでの様子が記録されているが、ロマンを感じるには少々内容が硬いかも知れません。しかし、当時は知らなかったマシンの開発記録などはとても貴重なものです。何度もワクワクして読み返すような内容ではないとは思いますが、本当にレースが好きな人にとっては資料として十分に満足の行く内容であると思います。
満点を付けなかったのは先にも書きましたが、内容が硬すぎるという点と、写真がもっと欲しかったという点です。写真は現状でもかなり貴重なものが多く掲載されています。ただ現存する動画が少ない分、私には写真がもっと欲しかったという気持ちが最後に残ったためです。
今はしっかりと読んだ後、大切に本棚にしまってあります。時々取り出して読みたいところを読み直しています。当時の資料として保管しておくと、とても価値があると思います。