ジュリア・ロバーツ、リチャード・ギアで贈る現代版「ピグマリオン(マイ・フェア・レディ)」とも言えるロマンティックコメディの傑作。
軽快な音楽とテンポ、解りやすいストーリーと主演2人の魅力で世界的なブームとなった。
ストーリーを盛り上げるサウンドトラックも魅力的で、このアルバムからは“It Must Have Been Love”( Roxette)、“King of Wishful Thinking”( Go West)、“Wild Women Do”(Natalie Cole)などが大ヒットし、Roy Orbisonの“Oh, Pretty Woman”も再ヒットした。
画質的には、ストーリー・キャストは勿論、衣装や街並み音楽とBDで観る価値が大きく期待していたが、少々残念な出来。
全体的にノイジーで、キメの細かさがなく荒い印象を受ける。
密度が低く精細感とメリハリに欠ける。
ディズニーの中でも、TOUCH STONE系の作品はウォルト・ディズニー・ピクチャーズ作品に比べ、DVD時代から余り画質が優れない印象がある。
マスターの管理が徹底されていないのか、これ以上のマスターが現存していなのか分からないが、常に最高品質を提供しているディズニーとしては、珍しく大味と感じてしまう。
音質は、英語・日本語共に非圧縮のリニアPCM5.1chで収録。
台詞部分は、あと少し透明感が欲しいと感じたがまずまず。
散りばめられた軽快な音楽は、良く弾み非常に好印象。
この点が今回のBD化で一番恩恵があったと感じられた。“Oh, Pretty Woman”(Roy Orbison)だけは音源の古さを感じる。
オペラハウスでヴィヴィアンが境遇を重ねるヴェルディ歌劇「椿姫」観劇シーンも中々活きる。
特典はSD画質ながら、まずまずの充実度。