皆さん、評価低いなぁ。
これは弱った。
何とも、ジェフリー・アーチャー、ただ転ばないな。
偽証罪で4年の実刑は、正直お気の毒としか言いようがないが、ま、作家がいわく付きの人間だらけの監獄にいたんだから、随分いろんなネタが仕入れられたと見える。
そこらを料って、作った短編集。
人生とは、何とも奇なるモノだなぁ。
作品としての完成度を語るのも一興だけど、ジェフリーとしては、できるだけ手を加えたくなかった、と言うことなのかしら。
皆さんの厳しい評からするとちょっと気後れがするけど、正直に言おう。素直に、おもしろかったです。
人の怖さを思った。置かれる状況によってあらわれる人の怖さ、というか。
実話だから、余計な脚色なく、じんわり、どっと、ぐぐっと、怖い。
事実でなくて欲しい、と言うような気がするくらい。
ありそうでないことを作り上げるのもおもしろいけど、なさそうであった話を、微妙な味付けで提供する。この妙は、私は買いだけどな。