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プリオン説はほんとうか?―タンパク質病原体説をめぐるミステリー (ブルーバックス)
 
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プリオン説はほんとうか?―タンパク質病原体説をめぐるミステリー (ブルーバックス) [新書]

福岡 伸一
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (32件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 945 通常配送無料 詳細
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商品の説明

商品の説明

第22回(2006年) 講談社科学出版賞受賞

出版社 / 著者からの内容紹介

遺伝子を持たないタンパク質が感染・増殖するという新しい発病機構を提唱し、ノーベル賞を受賞したプルシナー。彼の唱える「プリオン説」は、狂牛病対策など公衆衛生にも、重大な影響を持ち、科学的真実として受け入れられている。しかし、プリオン説はいまだに不完全な仮説であり、説明できない不可解な実験データも数多い。はたして、プリオン説は、ほんとうに正しいのか?

登録情報

  • 新書: 248ページ
  • 出版社: 講談社 (2005/11/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062575043
  • ISBN-13: 978-4062575041
  • 発売日: 2005/11/18
  • 商品の寸法: 17.2 x 11.4 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (32件のカスタマーレビュー)
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73 人中、67人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 狂牛病(BSE)が社会的問題となっているいま、政治的思惑とは別に、

伝達性スポンジ状脳症を引き起こすものが何であるのか、いまいちど

真摯に考察してみる必要があろう。本書は、論理明快に書かれており、

問題のありかや歴史的経緯を、門外漢にもわかりやすく描き出している。

専門は違うが、同様の材料を扱っている者として、実験手法に対する

議論も順当であると感じられた。原典が明記されているもののうち、

二報の原著論文にあたってみたところ、曲解はなく、ごく細かい点を

除き、適切に引用されていた。トンデモ本の類いのセンセーショナリズム

とは一線を画している。むしろ、同一のデータを前にしても、立場に

よって全く異なる解釈が可能であるという、科学のおもしろさを伝えて

くれる書であり、ブルーバックスの名に恥じない好著である。これから

科学を志す若い人に薦めたい。
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By みたか VINE™ メンバー
形式:新書|Amazonが確認した購入
 わたしはプリオン説を支持している側の人間です。プリオンは生命ではありませんが、生命でないからこそ調理された食品や肉骨粉を通して感染した事実に説得力を感じますし、事実プリオン説に基づいた対策で、プリオン病は駆逐されたのです。

 さて。それでもわたしは、この未だにプリオン説を疑うと表明したこの本を、3つの観点からおすすめします。
 まず、本書を読むことでプリオン説とはどういったものかが手際よくわかるという点で。
 それから、科学的理論の証明法とはどんなものなのか、研究をしたことのない人間にもよくわかる点で。
 さらに、福岡伸一が売れっ子になるまえに書かれた本であり、非常に丁寧な記載で読み応えのある本になっている点で。

 本書は、一読、値段以上の満足感をあなたにあたえてくれることと思います。
 しかし福岡氏の学説を支持する学者は少数派であることは、念頭に置いておいてください。学者はバカばかりではありません。彼の説が支持されない根拠もちゃんとあることもお忘れなく。
このレビューは参考になりましたか?
36 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 宣長さん トップ50レビュアー
形式:新書
 BSEのリスクがCJD感染ではなくその発症の確率にするとすると、その結果を人々が知るのは今から十年も二十年も先であり、それもよく判らないかたちになるだろう。インフルエンザの数時間からエイズの十年までこれまでの感染症のタイムスケールを超えた一、二世代もかかるこの問題に真にどれだけのリスクがあるかは、事後的にしか判らない、ということはこれは通常の管理の問題を超えているということである。他方でCJDへの感染は立証済みと言ってよい。煽ればいいものではないが、リスクをゼロに極限することができない以上、安全を確認している時間だけでもリスクの存在を前提に治療方法の探究を急ぐべきだろう。

 本書はノーベル医学生理学賞受賞者スタンリー・プルシナーへの評価と異議申し立ての両方を虚心坦懐に公平に論述しているが、著者が支持しようとしているウイルス核酸説の立証はこれからだ。同カールトン・ガイジュセックの魅力溢れる顔写真も載っている。個人的には後者の評伝や業績についてもっと知りたいと思う。狂牛病についても類書は最近増えてきたが、本書のように膨大な科学的専門知を簡潔に分かり易くまとめたものは今までにない。前著の『もう牛を食べても安心か』(文春新書)以上の画期的労作である。
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最近のカスタマーレビュー
BSE, プリオン病について知識をまとめるのに役立つが、自説の部分は?
BSE騒動に端を発したプリオン仮説およびプリスナーのノーべル賞受賞。BSEに病因は感染性タンパク質で核酸を持たない物質だという考えは当時、私も非常に驚き懐疑的だっ... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: kirin70
状況証拠だけでノーベル賞かぁ
明快な語り口、巧みな展開。
ノーベル賞というお墨付きがついていても... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: ともこ
面白いサイエンスミステリー
本書はあの狂牛病の原因の説明としてノーベル賞まで受賞している
プリオン説についてまさにタイトルどおりそれが本当に正しい仮説なのかと... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: I am an intellectual cat
科学的、とはどういうことか?
プリオン病について詳しくは無いのですが、狂牛病など、結構怖い話しであったのに、なんとなく忘れ去られているように感じましたし、正直なところタンパク質が病原体という話... 続きを読む
投稿日: 2009/10/5 投稿者: cobo
権威の信頼性
... 続きを読む
投稿日: 2009/9/27 投稿者: tn581jp
丁寧な検証
学術論文では、反証が行われる場合が
ありますが、ここまで丁寧に言葉を
つくして検証するということは
珍しいと思います。... 続きを読む
投稿日: 2009/4/8 投稿者: あにも
真摯に学問的であろうとする著者の一冊
『生物と無生物のあいだ』の福岡先生の前著。... 続きを読む
投稿日: 2008/12/31 投稿者: 唐沢 大
ノーベル賞理論に挑む野心作
... 続きを読む
投稿日: 2008/11/30 投稿者: 阿楠
いかがわしいと直感するが
狂牛病の原因がプリオンであることへの反論である。科学のある仮説の論争と傍観してもいいが、実際に牛肉を食する生活をしている以上、他人事ではすまされない。著者は全頭検... 続きを読む
投稿日: 2008/10/30 投稿者: sirou55
専門家による分かりやすい解説書
プリオン説に異を唱えて研究を行っている研究者による著作である.... 続きを読む
投稿日: 2008/9/17 投稿者: オジー
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