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プラハの春(上) (集英社文庫)
 
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プラハの春(上) (集英社文庫) [文庫]

春江 一也
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

1968年、民主化運動に揺れるチェコスロバキア。ひとりの女性を愛したがために、外交官・堀江亮介は時代の奔流に巻き込まれてゆく。現役外交官が自らの体験をもとに描くラブロマン。(解説・吉野 仁)

内容(「BOOK」データベースより)

1967年3月、プラハ。チェコスロバキアは共産主義の抑圧から脱し、経済改革と自由化への気運を高めつつあった。そのさなか、堀江亮介はビーナスのようなカテリーナ・グレーベと出会った。だが、亮介は日本国大使館員、カテリーナは東ドイツ人の反体制活動家。東西対立の最前線の地では、禁断の愛だった―現役外交官が自らの体験をもとに描いた、国際ラブ・ロマン。

登録情報

  • 文庫: 472ページ
  • 出版社: 集英社 (2000/3/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 408747173X
  • ISBN-13: 978-4087471731
  • 発売日: 2000/3/17
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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33 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
年齢、性別でレビューもさまざまですね。1968年は世界中でいろんなことがありました。ベトナム戦争と反戦運動、中国の文化革命、大学紛争、パリの5月革命、そして、「プラハの春」。ニュースで聞いた「ドプチェク、スポポダ」という民衆の声が耳に残っています。出版時、読もうかと思いながら見送りました。最近、息子に面白いと奨められ遅ればせながら読みました。私の世代はリアルタイムである程度の知識を持っています。当時、22歳でした。この事件で社会主義に対する幻想が完全に消えました。しかし、詳細は知らなかった。軍事介入により「プラハの春」はあっけなく押しつぶされた。私の興味は、現地ですべてを体感した日本人外交官が書いた「歴史の証人」としての記述にありました。書ける部分と出版時まだ現職の外交官という点を考慮すると書けない部分があるのは十分理解できた。それでも、プラハの春にいたるプロセス、軍事介入に至るプロセスの記述はリアリティに溢れてます。「神は細部に宿る」と言う言葉通り、ながくプラハで生活した人しか書けないような細部に渡る描写が素晴らしい。また、ノンフィクションではなく、ラブロマンス小説というストーリーのなかで、外交官として得た情報を書いたことが作品として成功し、より多くの読者を獲得したのでしょう。私の世代は若いころの五木寛之の小説を読んでいるような気持ちになりました。どこまでがフィクションなのかも興味ありますが、カテリーナと若き日本人外交官の恋は美しく哀しく、60年代的と感じました。厳しい状況下であっても、未来はある、という「希望」のもてる
時代だったと思います。これまでレビューを書かれた方はみなさん若い人が多いように思いますが、是非、若い人たちにこの「歴史の証人」の本を読んで欲しい。「権力の集中はやがて腐敗し、悪となる」「共産主義もファシズムと変わらない」など説得力があります。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
古い小説かと思ったら初版が2000年刊行と意外に新しくて驚きましたが、作者の年代を見て納得しました。正義感があって情熱的で将来有望な若きエリート官僚と才色兼備で芯の強い東ドイツ女性の悲恋の純愛ストーリー。ふとした偶然から始まった運命の出会い。前時代のメロドラマみたいな設定だと思いました。確かに宝塚向きです。

人物像がステレオタイプ的で突っ込みどころ満載。我が家の父もそうですが、この時代の人ってかつてのNHKの女性アナウンサー(知的で美人で落ち着いた品のよい物腰)に特別な憧れがあるんですよね。カテリーナはまさにそのイメージです。まだ60を過ぎたばかりのはずなのに昔話のような老人言葉で話すカテリーナの母親や2人のよき理解者である博学の言語学教授、現地人女性との結婚を決意した同僚って設定上都合よすぎる気がするし、カテリーナの娘だっていくら古い時代で情報が遮断されていた国で育ったとしても14才でこの天真爛漫ぶりはないだろうって思いました。

ただ、いい意味でも悪い意味でも登場人物の描き方が浅くてシンプルな分、この時代の東欧社会の様子や歴史上の事実として習っただけの「プラハの春」の背景を分かりやすく理解することができました。作者の実体験を元にした臨場感のあるタッチで書かれているので、ベルばらでフランス革命を、あさきゆめみしで源氏物語を勉強したのと同じ感覚で、東欧史に興味のある人や勉強中の人は読んで損はない一冊だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
東欧フリークの友達に薦められて
暇つぶしに読み始めたのですが…

(授業中に)読みながらボロ泣きしていました。
そして私も東欧フリークまっしぐら。
単に東欧の現代史だけの話だけでなく恋愛もからめているので
非常に読みやすく、読者を惹きつけます。
また、実際にこの場でこの時外交官をしていた方が書いただけあって

この時の社会主義国全体の政治状況が手に取るようにわかります。
また主人公の女性を通して、人生何のために生きているのか・・・
などとにかくいろいろなことを考えさせられました。
社会主義=北朝鮮と思っている人にも是非読んでもらいたい本です。

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もっと知りたい
かなり面白いロマンス。
シリーズで読むともっと面白い。

面白いが故にさらに知りたくなるのが、著者の実体験と著書の相関。... 続きを読む
投稿日: 2008/11/2 投稿者: ベルリンが好きだ
政治、社会、そして人々の生活と、平和、幸せを考えさえる良書
最高の書です!

もう先が読みたくて仕方がなく、本を持っていないとそわそわしてしまうぐらい、実にすばらしい作品。... 続きを読む
投稿日: 2006/11/15 投稿者: かさこ
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投稿日: 2005/2/4 投稿者: om428
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