後半はしだいにメロドラマになっていき、女優さんの流す涙の量がすごいです。
後半は前半の裏返し、サンヒョンの立場にジェヒが立ち、
ジェヒの顔からは笑顔が消えてしまいます。
大切な人への思い故に自ら苦難を背負う、そういう姿に涙したい人にはこたえられないと思います。
私としては、ヒロインの溌剌した姿が最高の魅力なのでちょっと悲しいですけれど。
でも主要登場人物を中心として、微妙な表情の向う側に感情を読み取る楽しみは無類のもので、複数回見るに堪えます。
チョン・ドヨンさんの衣装、特に盛装したときの姿は素敵です。
あと、ピアス。今日はどんなのかなと気になって仕方ありません。
それにしてもこの人、あるときは子供のようであり、ある時は中年のおばさんのようにも見え、
顔のどこの部分を見るか、どの方向から見るか、どんな髪型で見るかで全然違った顔になってしまうのがすごいです。
そしてカン・ヘジュ役のユン・セアさんの綺麗なこと!
健気でも陰険でもありうるその微妙な表情も魅力です。
勿論、キム・ミンジョンもハンサムです。左右の目のアンバランスに感情が見え隠れしています。
女性ならたまらないでしょう。
ヨンウも後半、演技が混じっていますが、邪悪な面を見せます。
美男美女が意地悪になるのは凄みがあって見物です。
でもはらはらどきどきしながらも結局は皆気持ちよく収まるところに収まってよかったですね!
ヨンウの弟であるチ・ウンスの複雑な心境、ジェヒの警護役のドンナムの暖かさ、など
前半ではあまり目立たなかった人たちの微妙な感情表現もよくとらえられています。
印象に残る台詞もしばしば出てきて言葉を味わう楽しみもあります。
オリジナルの表現はどうなんだろうと気になります。
事件と心理、台詞との関連がよく考えられている作品なので韓国語が勉強したくなる作品でもあります。