「侵略者は目標とする惑星の原生人種を保護しなければならない」ということで、最も平均的な地球人として選ばれた安部レイジ君は、地球侵略をもくろむ不定形宇宙人から無理やり生殖細胞(つまり精子)を奪われそうになります。しかし彼の機転の一言「地球人は恋人同士でしかHできない」で、宇宙人はクールな美少女「カズミ」へと変身、彼と「恋人」になろうと迫ります。
人間の感情を知らないカズミの強引かつ非常識なまでの積極的なセックスアピール。嗚呼、健康な男子であるレイジ君はその誘惑にいつまで耐えられるのでしょうか。一線を越えてしまうこと、それは地球人類の滅亡を意味するのです。彼は地球の存亡と自らの貞操をいつまで守れるのでしょうか。
侵略美少女カズミのクールさと人間の心との認識のズレ、そしてそんな彼女が「恋」について学んでいく過程でのドタバタぶりが恐ろしくも実に可愛い(そしてエロい)。また好きな片平さんも巻き込んでカズミに毎度貞操の危機にあわされながら、(いや、だからこそというべきでしょうか)彼女に少しづつ情が移っていくレイジ君の心の変化も好ましいです。
全1巻で終わってしまうのがあまりにも惜しい、HでSFなラブコメの良品です。