このシャープペンシルに出会ったのは社会人になってからだが、仕事で使うのに大変重宝している。買い増ししたりして何年もこの製品を使ってきたが芯が折れたことは一度だけだった。0.9ミリのシャープペンシルとしては、これより価格の高いものは数あれど、これより筆記性能の高いものはないと思う。溺愛している文具のひとつである。
通常の0.5ミリの場合、例えば、学生なら試験の最中に難しい問題を考えていて、ふと解法がひらめいたとき、慌てて書き始めの一文字目で芯を折ってしまいイライラしながらノックして芯を出す。社会人であれば、大事な用件の電話をしながらのメモで、慌てて芯を折ってしまう。こうしたことは、些細なことかもしれないが、その局面で折れるよりは折れない方がスムーズに事が運ぶ。折れないための0.9ミリ芯だが、その上、クッション機能があるので、過度の筆圧がかかれば芯が引っ込み、ますます折れない。私が所有していたものでは、パーカーやクロスのシャープペンシルにも同様のクッションがあった。折れを防ぐばかりでなく、書き味の滑らかさが心地よく、字が上手くなったような錯覚に陥ることがあった。
2Bの濃さ、滑らかさが良く、紙との摩擦抵抗がほとんど感じられない。このシャープペンシルにベストマッチである。