相変わらず'80年代〜'09年の間に放映されたアニメソングを幅広く集め、Jazzアレンジ化で新しい命を与えるラスマス・フェイバープレゼンツ プラチナ・ジャズ 〜アニメ。スタンダード Vol.3〜
今作よりゲーム(
CLANNAD -クラナド- 初回限定版)からも1曲チョイスされており、ますます選択の幅を広げている(曲名は「だんご大家族」と言えば分かるだろうか)。
ところで、元々1作で終了の予定だった本シリーズも、昨今の欧米でのジャパニメーションブームにも押され、ついに3作目をリリースしたわけだが、相変わらずアレンジ、アドリブ、ボーカル曲での声と楽器の一体感など、正直元曲を知らない人に「モダンジャズの新曲」と言って渡しても、絶対アニソンとは気づかれないだろう。
それほど楽曲の完成度は高い。
恐らく、現時点でシリーズ最高の出来と言って、全く差し支えない完成度である。
また、このアルバムは演奏させるオーディオ機器の性能に見合った、非常に緻密な音を出してくる。
ゼネラルオーディオレベルならゼネラルオーディオレベルの範疇で、ハイエンドオーディオならハイエンドオーディオの実力を充分に発揮させる音を出す。
このようなCDは過去「銘盤」と言われたアルバムでも滅多になく、ほとんどの場合ターゲット機器のクラスが決まっているものなのだが、このCDはその懐が非常に深いのだ。
この点はラスマス・フェイバーの全てのアルバムに共通した美点で、他の全てのレコーディングエンジニアに見習って欲しいポイントでもある。
いずれにしても、このアルバムには減点の要素が全く見当たらない。
ラスマス・フェイバーが次回作で今作をどの程度超えるアルバムを制作するか、気は早いが今からとても楽しみだ!!