プラズマに関する本の多くは、装置関係の物理とは関係ないような本、もしくは初心者には難しい高度な本の2パターンです。この、両極端な二つの間を埋めてくれる、「プラズマ物理入門」は物理的にプラズマを学びたい人の、基礎的な本として最適です。1粒子系から、流体近似、運動論、波動と内容が濃いうえ、丁寧な解説で物理の知識に自信のない方でも読みやすい本となっています。図も多くプラズマをイメージで捉えることを念頭に置いた本となっているため、1冊目の本としては、この本をお勧めします。
ただし、数学的な曖昧さは多少あるのでこの本を読んでプラズマをイメージできたら、厳密なプラズマの特性を別の本などで調べるとよいと思います。