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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
素材とは概念だ,
レビュー対象商品: プラスチックの文化史―可塑性物質の神話学 (単行本)
プラスチックと呼ばれるものをイデアへと高め、その視点より科学は勿論、経済から性、玩具、美容に至るまで幅広くを考察。千変万化の「プラスチック」はいかに我々の生活を支配しているか。 もちろんそれは物質的なレヴェルには収まらない。 この考察により、読者は自分自身の心や体をプラスチック製だと信じていたことにようやく気付くことができるのだ。 このそら恐ろしくなるような神話は確実に、一つの概念を読む者に植え付ける。 オタク世代に送る現代論の新機軸であり、また原典となりえる強力な一冊。無機質こそを愛でるという人ならば、無機質を知り尽くした上で、さらに豊かさの本質について考えなければならない。 膨大な資料が背景にあり、戦後史としても読める贅沢な一冊。
5つ星のうち 5.0
マテリアル,プラスチック,インフォメーション,
By m_m (名古屋市昭和区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: プラスチックの文化史―可塑性物質の神話学 (単行本)
プラスチックの形成可能性と絶縁性が作り出す情報社会.情報社会を支えるマテリアルとしてのプラスチック, このことはもう少し自分でも考えてみたいと思った. プラスチックという「人工物」は「自然」なものに比べて, よくないという考えがあるけど, もうプラスチックなしではやっていけない生活のだから,もっと楽観的に考えてみよう. 鉄とかガラスといった私たちがよく知っている物質ではなく, プラスチックという新しくて,まだよくわからない物質をどのように認識していくのか. もしかしたら,プラスチックという物質をしっかり認識できるようになったときに, その上に成り立っている情報社会への認識も新しいものになるのかもしれないです. 情報社会ではなく,今はプラスチック社会という指摘は刺激的です.
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