僕は残念ながら予算の関係で2枚組みを買いました。それでも充実の内容ですが、後悔したくなければこの3枚組のほうがいいでしょう。
このDVDを見て改めて思ったこと、1:AC/DCのバンドとしてのライブにおける音作りは、初期からほぼ完成していた(・・スゴイことです・・)、
2:スコットのヴォーカルスタイルはたった数年で随分変わった。最後に収録されている「Whole Lotta Rosie」はまるで全盛時のロバート・プラントのよう。
そして直前の「The Jack」の歌唱法や客とのやり取りを比べると、“持ちワザの広さ”を感じずにはいられない、
3:ブライアンは最初から今のカンジ、これもある意味すごいこと。しかも2003年の録音でも結構声が出ている、これにも感心した。
一番感動したのは、4週間前にソ連崩壊につながる有名なクーデターがあったばかりの’91年9月モスクワ公演からの4曲。
公演前、まだ道路に残骸の残るモスクワ市内でのインタビューではブライアンとアンガスが「4週間前にテレビで見ていたが・・」「若者にとっての自由が・・」と、真剣に語る。
演奏する者も聴く者も、どこか特別な思いを共有しているような熱気を感じさせる、演奏・演出・“気合”などすべてにおいてレベルもテンションも高い内容だった。
その後のアメリカのCATV用に録った「Gone Shootin’」が、一転モロ渋の名演でこれまた泣かせてくれます。
とにかく、常にファンを大事に思うバンドなんだなあと、つくづく感心した次第で・・・。