漫画ってあまり展開がドロドロしてくるとうんざりして面白くなくなるのに、一条ゆかり先生はやっぱりプロですね、これは読めば読むほど面白くて、もう続きが読みたくてたまりません。
マレーネやベティ、ルディ等のサブキャラもいい味を出していましたが、今回のセリフで一番印象に残ったのはベティの萌評。
『苦労がにじみ出ている女は、ネガティブを武器に不幸を食って太るのよ、だから親切にいじめてなんかやらない。幸せになったら歌えなくなる』
…何の伏線なんでしょうか、これは。
読者に不評な萌ですが、彼女がいないとやっぱりこの漫画は面白くないというか成り立たない気が…一条先生の黒髪キャラの女の子が基本的に背負っているものが重くて好きなのですが、好き嫌いと善悪の判断はもちろん別です。境遇の差というより、史緒の『やりかた』でやればもっと彼女は幸せになれるはずなんだけどなあ…SRMを蹴ってイタリア留学したから災難に遭い続け、マチェロを誘惑したり神野を脅迫未遂した結果が今回の事件というあたり、因果応報とはいえやっぱり彼女の不幸は悲しい。