史緒さんも蘭ちゃんも大きく成長しているけれど、
やっぱり萌ちゃんの成長や変化を感じられる11巻。
マルチェロに対する言葉とか、ラスト蘭ちゃんにするお願いとか。
萌ちゃんの中で起こった変化にじんわりしちゃいました。
だけどそこにちゃんと説得力があって、
登場人物がいきなり豹変していい子ちゃんになるパターンは飽き飽きですが、
萌ちゃんの変化やこういう想いに至った理由がよくわかるのがすごい。
さすが一条先生だなぁと思います。
プライドと言えば「ドロドロ・ドラマチック」というイメージを持ってる人も多いかもしれませんが
今巻はヒューマン的な面白さというか、今までずっと読んできた人にとっては
今のこの三人に出逢えたという意味で「最高」の一冊でしょう。
そして、真逆な二人の中で芽生えつつある「友情」。
いや、友情という言葉では表せない特別な関係。
ラストどうなるのかわからないけれど、
二人が蘭ちゃんのピアノで歌う未来を感じられる終りになればと思います。
恋愛面では萌ちゃんが降りた感があるので(それはそれで少し寂しい気もする…)
今後は蘭ちゃんと神野さんと史緒ちゃんの三角関係が気になる所ですが、
私は世間では珍しいらしい神野派です;
彼も彼の良さや可愛さがあると思うので、
神野さんが微妙に悪者扱いされているのが悲しくて☆4つです。笑
神野さんは大人という事もあって初めからキャラに変化(成長)がないのですが、
今後は神野さんがどうなっていくのかというのもすごく楽しみです。