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ブーメラン 欧州から恐慌が返ってくる
 
 
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ブーメラン 欧州から恐慌が返ってくる [単行本]

マイケル・ルイス , 東江 一紀
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,470 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

サブプライム危機で大儲けした男たちが次に狙うのは「国家の破綻」。アイスランド、アイルランド、ギリシャ、ドイツ、そして日本。

内容(「BOOK」データベースより)

誰もが自分のことしか考えないとき大事なものが失われる。見たこともない巨額の金が押し寄せたとき、そしてその金が引き潮のように消えてしまったとき、人間はどう狂うのか、国はどう変わるのか。欧州危機を描きながら本書は、私たちの経済と生活にブーメランのように返ってくる。

登録情報

  • 単行本: 248ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2012/1/25)
  • ISBN-10: 4163749004
  • ISBN-13: 978-4163749006
  • 発売日: 2012/1/25
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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23 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 メルトダウンツアー 2012/2/10
By RD
 サブプライムローン債券の破綻から金融危機を見越して
 「破綻」に賭けたヘッジファンドやそれを取り巻く格付け会社・投資銀行の行動を
 追いかけた傑作ノンフィクション「世紀の空売り」の作者「マイケル・ルイス」の新著、
 しかも題名から見ると「欧州危機!!これはタイムリー!」ということで
 期待を込めて読みましたが、ちょっと肩透かし。
 理由は2つ。

 まず、原題は「Boomerang:The Meltdown Tour」です。
 邦題は「ブーメラン 欧州から危機が返ってくる」ということで
 欧州危機を掘り下げてるのかなぁ??と期待して読みましたが
 さにあらず。
 まさに原題の通り「アメリカの自治体を含めてメルトダウンの国(自治体)を探訪した」内容です。
 もちろん、政治家、官僚、市民などのインタビューを通して
 危機の真相に迫るわけで、その内容には興味深いものもあります。
 
 しかしどうも題名に期待しすぎていたもので・・・
 欧州危機のさなかではありますし、
 「欧州から危機が返ってくる」という題名にした方が
 まあ、売れますよね。(僕も飛びついた)
 

 2点目は「ライアーズポーカー」や「世紀の空売り」などに比べて
 緻密さがないというか非常におおざっぱな著作という感じがします。
 前作「世紀の空売り」は「サブプライムローンの破綻」という1つの事実に対し
 「ヘッジファンド・投資銀行・格付け会社」など様々な側面から緻密に切り込むことで
 深い内容となったわけです。
 しかし今回のはそれほど深堀りしたような内容ではありません。
 「メルトダウン国に行ってインタビューしてみた」という感じです。
 まあ、前作「世紀の空売り」が良かっただけに同レベルの内容を期待しすぎた
 僕が良くないのかもしれません。
 

 ということで「世紀の空売り」読んだ人が
 同じものを求めたら肩透かしを食らう可能性はあります。
 でも、面白い内容であったことには変わりありません。
 読まないよりは読んだ方がいいかもしれません。

 最後に一点。
 本文中にアメリカで破綻した自治体「ヴァレーホ」についての
 記述の中で

 「自己規制を拒むのであれば、我々を規制してくれるのは、
  環境と、環境が我々から権利をはく奪していくその過程だけです。
  言い換えれば意味のある変化を起こすには、
  必要量の苦痛を我々に与えてくれる環境が欠かせない」

 という文章があります。
 つまり財政破綻国は内部から「変われない」ということです。

 とするとギリシャはひょっとしたらひょっとするのかな。
 「法案がギリシャ議会を通らなかったり、選挙でユーロ離脱派が勝利」したり。
 せっかくのユーロ圏の支援がひっくりかえるような
 そんなリスクはまだまだあるのかもしれません。
 
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 もはや喜劇 2012/3/22
By capture
Amazon.co.jpで購入済み
笑いながら読みました。喜劇です。

 欧州の債務危機を、詳細に解説した著書なのかと思いましたが、実際は、欧州の債務危機が、ヨーロッパ各国(アイスランド、アイルランド、ドイツ、ギリシャ)で、どのような影響を及ぼしているか、もしくは、各国がそれぞれの国民性や文化的な背景から、どのような経緯で悲劇が起こり、また悲劇が継続しようとしているのかが読み物として理解できる著書です。

 私たちは、現在の欧州危機を、欧州全体+ギリシャの問題として捉えがちですが、現実的には、欧州は一枚岩ではなく、同じ債務危機でも各国によってその様相は全く異なっています。日本国内のソースに接する限り、金融の観点からヨーロッパ各国を個別に見る視点は皆無に等しく、それだけでもこの著書に目を通す価値があります。

 アイスランドの漁師たちがこぞって投資銀行家になった(!)後に、何が起きたのか。また今なにが起きているのか。国民の多くが、公務員という形で生産を放棄し、デモと暴動で都市機能が麻痺しかねない状態に陥っているギリシャと、一部の投資銀行家たちが、暴走して大量の借金を追わせたにもかかわらず、黙々と文句もい合わず、国民全体で負担を分かち合おうとしているアイルランド。
 同じ経済危機でも、その責任の所在から、最終的なツケをだれに回そうとするのかまで、面白いほどに国民性が発揮されています。私たちの住む日本も、将来的には債務危機とは無縁で居続けるのは難しいかもしれません。実際に、本書に出てくるヘッジファンドは、フランスと日本をショートポジションで仕込みに入っています。

 欧州の焼け野原を、本書で見てまわるのは、将来の可能性を見越す上でも興味深いものですし、「破綻後」私達一人ひとりの身の振り方や、主張で、その先がまったく違った結果を引き起こすということを私たちは学ぶ必要があるでしょう。

 著者の文章力と取材力の高さから、単純に読み物として非常に面白い作品に仕上がっています。解説ばかりのクソ真面目な金融本に飽きてきた方には、お勧めです。

 
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
J・E・スティグリッツの「フリーフォール」みたいな本かと
思っていたら、全然違う。
第1章などは、R・A・ラファティのSF短編のようなエンターテイメントだ。
しれっと描写されてるが、いかれた状況だ。笑える。
しかし金をかけて学歴を手に入れてもそれに見合った職がないというのは
アイスランドに限った話ではないので身につまされる。
この本にはお国柄というか文化の違いが強調されている。
批判的な意見があるようだが
国民性や県民性、果ては企業文化は、馬鹿にできないと思う。
若い者はそれをモデルとして育つし、同調圧力もかかるのである。
一人一人をみればそれは違うだろうが、根っこが同じだったりするのだ。

確かに「世紀の空売り」の綿密さはないが、それでこの本の良さは失われていないと思う。
嗤いながら自らを見ることである。
ギリシャのデフォルトを当てた男が、今ゴールドと銃しか信じていない。そして日本の破綻に賭けている。
さて、どうしよう?まずは金融機関を特別扱いするのはやめようか。

ドイツ人の糞、尻、肥やし、泥への愛についての話は爆笑。
ドイツ人男性と結婚したアメリカ人女性が、「夫が日々の腸の状態をとうとうと
語るのは何か心理的な障害によるものだと思っていた」が、
かの国ではそれが一般的なことと知って「夫をより深く理解できるようになった」そうだ。
経済本の括りにあるのがかえってもったいない。
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5つ星のうち 1.0 星数は評価と関係なしです。空いている部屋に来ています。
読書備忘録として、使わせてもらっています。

マイケル・ルイスさんは毎回興味深いテーマで執筆されてます。... 続きを読む
投稿日: 24日前 投稿者: iihonn-yomitaidesune
5つ星のうち 2.0 イマイチおもしろくない
この著者の本を読むのは「世紀の空売り」・「ライアーズ・ポーカー」に続いて3作目です... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: hazugon
5つ星のうち 5.0 欧州各国の国民性が、鮮やかに浮き彫りになる
◇欧州各国の国民性について(それぞれの国のそれぞれの不幸について)
 鮮やかに浮き彫りにしてくれている点が、... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: nonsense
5つ星のうち 4.0 確かにブーメラン
ライアーズ・ポーカーから、マネーボールまで。
マイケル・ルイスって目の付け所が本当にすごい。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: キートン砂糖
5つ星のうち 3.0 マネー・ボールに比べると・
悪くはないけど、読み返そうとは思わないって感想です。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: くーにー
5つ星のうち 5.0 将来の収入で大宴会を楽しんだ人々
... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: 本大好き
5つ星のうち 4.0 「ブーメラン」がひとごとでないのは確かである。
本書は、アメリカ発の世界金融危機がヨーロッパに影響を与え、これが回り回って再びアメリカに危機を与えているというもので、現地に飛んで主要な人物に取材を行いながら、危... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: 西山達弘
5つ星のうち 4.0 国民性が各国の債務問題を引き起こした?
読み物としては面白く楽しめた。

ツイッターで識者の方々が「必読書」として推しておられたので、... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: コックピット
5つ星のうち 2.0 期待はずれ
面白いは面白いが、記事が本当なのかどうか説得力がなかった

特に強く感じたのは... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: t-masato
5つ星のうち 5.0 明日はわが身なり
最近また脂が乗ってきたルイスの新刊。
まぁ読めば分かるけど読後の嘔吐感とそれに続く終末感が何ともすごい。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: カスタマー
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