彼女作品達は、本当に天性の才能からだけ生まれる言葉達に溢れています。
ドイツリートを想像させるような、辛島美登里の世界です。聴いているとはっとする瞬間が沢山あります。そして、味わえば味わうほど素晴らしい作品達。「空の青 海の青 風の青」から全て辛島ワールドです。涙が自然と溢れました。
「ハッピーバースデー」・・・題名だけ聴くと内容を固定観念で長調の曲と決め付けていた私。いつものアレンジと異なる感じのこの曲を聴いた時、人生を掘り下げる歌詞と歌唱力に、辛島美登里は「天才」としか思えませんでした。深い音色と、珠玉の言葉達。こんな風に心の情景を歌える歌手は、なかなかいません。彼女は、固定観念に囚われない芸術家です。
人生で、彼女の作品に出会えたことに感謝してやみません。感動と言う言葉では、語りきれない世界がこのアルバムにはあります。セルフカバーも新しい魅力を醸しだしています。澄んだ歌声は、さらに研きをかけて存在しています。この素晴らしい作品達を、是非多くの方に聴いて頂きたいです。