本作はジョン・ウー作品としての評価が高いが、何と言ってもグレアム・ヨストの
突っ走り脚本で魅せる映画だ。
G・ヨストは前作の「スピード」と本作で、一躍トップレベルの脚本家にのし上がった
のだが、なぜかその後パッとせず、今日まで低迷している摩訶不思議な人だ(笑)。
この2本で力を使い果たしてしまったのかも知れない。
そう思わせるほどのダイナミックなホンは、多少の「そりゃないだろう」的ツッコミを
吹き飛ばす迫力に満ちている。
J・トラヴォルタとC・スレーターもまさに脂が乗り切っていた時期であり、冒頭の
ボクシングシーンからワクワクさせてくれた。
タバコの肩身は狭くなる一方だが、本作でのトラヴォルタの吸い方ったら何とカッコいいことか!
J・ウーも今回は鳩は飛ばさないが、蝶を舞わせるところなど流石イメージは崩さない。
そういえばサマンサ・マシスもこの後いい作品に恵まれないなあ・・・。
あれからもう16年が経つ、というのもある意味恐ろしいが(笑)、画質は上等なレベルだと
思う。こういうド迫力アクションはやっぱりHDに買い替えたいところだ。
特典映像が予告編のみなのが不満ではあるが、ブルーレイ創世記にオリジナルは発売されて
いるので、仕方ない部分もあるだろう。星は4つです。